もち

さよなら3月またきて4月

雨の打つ音が好き

6/20→8/12(PLAYFUL感想のようななにか②)

ブログを書く目的として,こんなみかたをしてみました、みたいな他の方に少し見てもらいたいな〜と思って書くものと,インターネットの隅っこに残しておきたい自分の記憶として書くものがあるんですが,これはバチバチの後者です.

 

誰に書いているわけでもない,気持ちの整理をつけるためのめっちゃ長い独り言です.

 

6/20から8/12までの光一さんのツアー,本当に無事全公演終了できて良かった.YOSHIEさんが最後欠けてしまったけれど,本当に本当に良かった.
コロナで1年押した結果元々決まってた舞台と合わせて超過密のスケジュールの中,無事幕を下ろすことができて良かったです,開催してくれて本当にありがとう.

最初光一さんが「夏忙しくなる」って言った時に真っ先にソロ?!って思った,そこからコロナで本当にソロが予定されていることを知った時はあまりにもコロナが憎すぎて泣きました.当時はスクエニさんとコラボしたビックイベントだということも知らなかったし,コロナのせいで本気で流れてしまったのかと思った.悲しいことは忘れたい性分なのでソロ(が流れたかもしれない)ということは必死に忘れようとしてたので,電車の中でPLAYFULのお知らせを見た時は普通に嬉しいのと信じられないのとで泣いた.Spiralを現地で浴びれなかったことが一生の後悔の一つだったから本当に嬉し泣きした.

 

「ソロ,最後かも」

この今回のツアーに関して切っても切れない発言

始まる前から雑誌でソロは最後かも…と言っていて,しかも年齢の話をしていたのもあって,ソロで何かを表現する気持ちにあまりならない…とかの気持ちの問題の他に体力面の問題を少し考え始めたのかな,と思ったこともありました

KinKiが形を変えて踊らなくても良い方向にシフトしていったのに対して,光一さんの「基」はダンスなので肉体的な制限というのがどうしても見えてしまう 

42はまだ大丈夫だけれど例えばまた次6年空いて48とかになったら光一さん自身が「俺が見ててしんどくなっちゃうから」(エンタ)と言って辞めてしまうのも(私はそう思わないけど)分かる気がする

本当に何で人間って歳をとってしまうんだろうね 

 

光一さんは本当体力ガチお化け42歳だと思うからまだまだ全然動けるよ,でも確かにソロで数時間もずっと踊って歌う人の前例ってないよね,とも今思ったけど

(これ打ってて思ったけど私光一さんのことを王道と思ったことはなくて,基本KinKi2人とも王道とは離れた2人というか前例なしのことを作る人で,剛さんがやることは1人でないとできないから1人でやっててみんな真似は出来ないけれどジャニーズ全体に新しい風を吹かす穴みたいなのを作るのに対して,光一さんは後輩がみんなで通れる道を独りで作っているような感じがする)

だから割と今回のソロ最後かも発言はコンサート開始前には本音だろうな30%,そう思いたくないな70%みたいな気持ちで過ごしてました

 

アルバム発売されてからはそんなこと全部忘れてただただ聞いてたんだけど初日の北海道で冒頭が映像の時点で不穏で,急にソロ最後かも発言を思い出して泣きそうになって,でもinteractionalからのメドレーが良すぎて不安を忘れた

bad desire→妖→デンゾンの流れが完全に今までのボスラッシュで、全部「聴きたい!」って思ってたやつで大興奮。それもinteractional→ bad desireの時代の遡り感がすごくて本当に長い間かけてソロワークやってきたんだな(15年)と思い直した。同時に他にあと何の曲やるの?やる曲ある?ってくらい出し惜しみなしで怖かったのもある

その後ピアノ伴奏挨拶で「コンサートが終わる雰囲気ですが」って茶化してたけど本当にラスト数曲みたいな雰囲気でパッと終わってしまいそうで怖かった。

そこからlove criesでしょ、あの強すぎるイントロはもうめちゃくちゃ"堂本光一"なんだよね…光一さんが好きなやつ、本当にこの後歌う曲ある?って感じ

 

そこからPLAYFULゾーンでここは全部新規曲だし何だったし知らない曲(last forever)歌われるしでパニック。現実にないはずの衣装着てるから本当にパニック、めちゃくちゃ興奮して不安を全部忘れる(狂王衣装きて欲しいけどあれは現実にないんだもんね〜と話していたのに,ぱっと見狂王衣装のように見える照明マジックにやられた)


でもさーーーーーーMCでさーーー「ソロ終わりにしていいですか?」「誰か間違えて拍手するひといるかと思った笑」って、バッカじゃないの……誰が拍手すると思う??初日で最後にしていい?って聞かないで……

「やっぱり皆さん的にはライブの方も続けて欲しいんですか」

って言われてもう本当その時やばかった、私は半泣きで拍手してたし、皆さんずっとずっと拍手してた

 

その間本当に困ったような嬉し笑いみたいな悔し笑いみたいな表情でう〜っとかえーっとか唸ってずっとその間拍手が30秒ほど続いて、光一さんがマイクを口に持ってきて喋ろうとしても拍手が続いて、その後やっと「皆さんの気持ち持って帰りますね………持って帰るだけですよ?」って笑いながら言ったの多分一生覚えてる

私はあの一連の流れに対して「納得してくれなかったか〜困ったな〜って思いつつも少し嬉しそう」みたいな解釈なので、嬉しいって事でいいのかな、嬉しいのかな、どうなんだろうってずっと考えてたし今も考えてる


その後追悼式というか生前葬のようなdeep見て、本当にデビュー曲(それも自作曲)をこういう扱いするってことは終焉を描いているよなと思ってしまって。

振り返り集大成解散コンサートとかと違って綺麗に演出として纏まりすぎていたので、正直「こんなに綺麗に纏めてきたのならこれで最後にしてもいいのかもしれない」って号泣しながら見てた、終わってもいいって思ってしまった。

 

だからdeep終わりで意気消沈してたのに鐘の音とあの白ライトの軌跡からFAMEイントロ出てきた時叫び出しそうになった。

FAMEだって今まで黒が基調でダンサーさんも黒なのに,1人だけ白の亡霊の続きでFAMEもこれで塗り替えしていくの…?って,亡霊のものにするの?って

ただAメロもBメロも(特にBメロ)めちゃくちゃ力強くて,サビ入ったときのあまりにもの攻撃力にやっぱりこういう物がもっと見たい、これを見たくて堂本光一ソロ追ってるんだ、これで終わらせないでもっともっと見たい!!ってすぐ手のひら返しちゃった、この間2分もない 

ダンサーさんの先頭で「0番の具現化」の男が攻撃的なサウンドに照明を纏いながら踊り狂う様が私は見たいんだ。それを叶えてくれるのは光一さんしかいないんだ……

 

今までと背反の衣装を身に纏って過去の自分と重なりながら踊る生前葬deep in your heart,そこから一転自身が降臨したかのようで.imageを召喚して操る天上人FAME,そして羽のように広がる天使のようなabsolute love.

改めて普通の人間が出来る(想像という意味でも実際にそれをやって画的に耐えるという意味でも)演出ではないな………

 

 

back to youイントロで1/2からの映像が流れて、若い光一さんが映っていて、素敵に歳重ねてるしこれだけ若い頃からずっとソロワークを続けててそこにお客さんが入って、その延長に今があってその末席に私も目撃者として存在しているんだなと感動していた。

ただもう映像のつくりから(今までこういうことがありました、そしてこれがラストです)みたいな切ない集大成感を感じた。 でも正直映像よりもdeepの方が1000倍辛かった。

deep、初日は正直負けてるな、と思ったんですよ.27歳と42歳だとやはり流石にMVの27歳の方が動きのキレはあって、というよりもむしろあの時の私の精神状態やばかったからキレくらいしか目に入らなかったのはある…確かに歳とったんだなあ…みたいなのは思った、でも名古屋1日目からは42の方がしなやかで好き

 

北海道での最後の挨拶の時に、すごく本心って感じで声少し裏帰りながら「皆さんの思い、持って帰りたいと思います、そのためにも応援よろしくお願いします」って言ってたのを聞いて,MCの時から今まで踊ってきて少し心境が変化したんじゃないかなと思いたくなったのはある。

ソロ最後かも…という気持ちを込めて構成したコンサート作ってきてるな、と確信してしまったし、構想を練っている観客がいない状態でずっとそう思ってたのかな、と感じた。
私たちにとっての初日だけれど、光一さんにとっても有観客でやるのは実に6年振りな訳で

本当少しは客の拍手だけで光一さんの心境を少し変えられるじゃないかな、とか思っちゃったし、札幌で少しは心変わりした?とも思ったよね、勿論安心させるための仮言いかもしれないけどさ、でも「応援よろしくお願いします」っていうくらいだから安心させるため〜というよりも少しだけ思い直したんじゃないかって期待しちゃった 

 

コンサート構成的にはめちゃくちゃ最後盛り上がって終わるから楽しんだけど、中盤の内容が内容なので「楽しかったんだけどすごく悲しい…でも楽しかった…」みたいなカオスな精神状態で帰ってきて名古屋まで悶々として過ごしてた、名古屋までの2週間ではdeepが辛すぎて聞けなくなった


名古屋1日目で「明日のことなんてわからない、今死んじゃうかもという気持ちでステージやってるのでそんなにソロ最後かも発言は重く受け止めなくていいよ」と言ってて、本当?本当に?信じていい?ってすごくちょっぴり救われた気分になった、1日目で札幌でのマイナス心情分が少し打ち消されて、コンサート自体を楽しいと思えるようになったのは名古屋2日目からだったな
名古屋2日目はこの話しなかったな

北海道→名古屋で結構光一さんの雰囲気も柔らかくなってていつものKinKiの時みたいで(北海道は久しぶりのソロコンだから緊張してた?少しだけ張り詰めてた気がした)、だから名古屋からは私も平常心になれたかなあ 裏を返せばそれほど北海道がやばかったんだけど

ただなんか漠然と(これでソロ最後にするのかなあ)みたいな思いはあって、福岡行く直前とかはもうこれで終わってしまう…ってなんかずっと思ってたな 

公演内容がいいだけに、次でリベンジしなくていいの?みたいには思えなかったんだよねえ、コロナで観客絞ってる時がラストになるっていいの?くらいしか思わなかった

 

横浜初日でそういえば「皆様次第、皆様が求めてくれれば自分はまたステージに立てます」って言ってたんだよね…?これ本当に客を試してるとかそういう訳ではなくて、求められたらその分しっかりと返してくれるってことなんだよね、優しすぎて泣くよもう…色々削って返してくれるの…

 

大阪だともうソロコン最後かも、みたいな話はしてなかったらしい気がするけどどうだったかな
ただもうその頃はインスタが開設されて常時お祭り状態だったのは確か笑
『僕なんか』って言い出したのも大阪らしいんよね、福岡で言ってた「みんなが光一のために頑張ってるのが伝わってくる」って言われたのは横アリなのかな,アツヒロ君とかが言ってくれたのかな(7/24にアツヒロくんが観に来てくれてました)

嬉しかっただろうなあ…、光一さん本人は自分からははそんなこと思わないだろうから…
僕「なんか」って言っちゃうところが本当に光一さんらしいと思うけどね!!

 

そう、だから福岡で「僕も思うところがありまして…」って言うのはYOSHIEさんが完走できなかったこともだけどツアー通して心変わりというかこっちの想いが少し伝わったんじゃないかな…と思う。もうあの言葉聞けた時本当に嬉しくて嬉しくて

大阪から段々と感染者数等々の状況が悪くなっていったのもあるのか「このご時世やることに賛否両論あるかと思います」と言っていて、特に福岡なんて始める前に何か言われたか思ったのか分かんないけれど今までで1番暗かったというか重かったし、なんだったら開催も躊躇してたのかな、と言う感じだっんだけど有観客でやり続けてくれてありがとう

福岡1日目のMC冒頭で話していた開催是非に対する光一さんの言葉と雰囲気の重さは「開催中止にするか悩んだ」「明日も開催できるか分からない」と言われてもおかしくないな…と思ったくらいには重かったです

 

福岡1日目で不完全燃焼だから…って言った後に2日目で

「大前提としてファンの方が本当にこれだけ楽しみに待ち続けてきてくれたこと、スタッフやダンサーさん、バンドの皆さんがこうやっていいものを作ろうとする意気込みを感じてすごく自分は幸せ者だなあと思って、基本ドMなので求められると返したくなる。

色々あるけれど頑張ってステージでお返ししたいと思います」

って言ってくれたのが本当これまた嬉しくて、嬉しいと同時に全部パフォーマンスという行動で返してくれる人、ステージの上に生きる人なんだなあとまた思い直して、私もまた光一さんのこのようなところが大好きなんだなあと再認識した。

本当に好きでいてこちらが幸せだよ

 

本当に北海道から名古屋横浜大阪福岡いって光一さんにみんなで拍手を送ること、あなたは代替可能な人ではないし「あなただから」みんなが見にきているんだよ、って少しでも伝えられたと思うと嬉しいな、

今回もしも無観客配信だっだらツアーとして回らずにその1回で終わってしまうし、多分こうやってソロの続きとかも考えずに本当に終わりにしてたんじゃないかと思う

オーラスで出た「でもやっぱりツアー回るの楽しいよね」って微笑みながら言ってたの最高に可愛かったな…

 

「どんどん若くてフレッシュなグループが出てきてるけれど、皆さん降りないでこれからもついて(きて)」で途中で恥ずかしくなって、(きて)まで言えないのが本当に愛おしくて…誰が降りるかよチクショー、なんでそんなこと思っちゃうの、なんでなんで、降りられるかバカー!

やっぱりあの演出をできる腕を持っているところが好きだしそれでいて色々な衣装や照明のパワーに負けるどころか一際中央で解き放たってるその姿が好き
外見とか若さゆえのフレッシュさとかにとって代わられると思ってる部分もあるのかもしれないけれど、私たちはその腕と経験と中身と考えが好きなんだよ

本当に言葉にするのは苦手であれこれ言わない所があるかもだけれど、その分行動で返してくれるし正直そっちの方が難しいと思うしその不器用な優しさが好きなんだよ

総括としては本当に素敵な人を好きになれてこっちが幸せだなって

「(ファンとかスタッフの方からの愛を受け取って)自分はなんて幸せ者なんだろう」っていうけれど本当にこっちが幸せだよ