もち

さよなら3月またきて4月

雨の打つ音が好き

チャーリーとチョコレート工場の感想というかただのメモ(1幕)

※今回数年後に自分が読んだときに光景を思い出せるようにかく、という目的で書き出したらとんでもない文量になりました。

※セリフは普通に間違ってるので、ここ違うよ〜!とかあったら教えてもらえると助かります

※本当は感想と2幕のメモを書き出してから投稿したかったけど、これを書くのに3日かかってしまい埒があかないので……

overture

🔔<ゴンゴーン

🔔<ゴンゴーン

🎻テーーー🎻レーーー

ラファファレレファミ〜(ロゴに積もってた粉砂糖が落ちていく)

テッテッテー!(デッデッテー)テッテッテー(デッデッテー)テレレ〜レレレレレレ〜レ テーレレー テレレー(ドゥルルルルルルドゥン)テレレーレー てレーレー テレレ〜 テッテッテッテッテッテレレレ テッテッテッテッテッテッテレレ〜

SCENE1 工場の外

「誰にでき〜る〜」

階段セットの上から黒いベロアの服に身を包んだウォンカが出てくる(通称ブラックウォンカ)

「私の名はウィ-リーウォンカ、人呼んでキャンディマン!チョコレートを作っている。」から始まるそこそこ長尺の1人台詞。長尺の1人セリフってその人独特の台詞のリズムが如実に出るけど、光一さんって実は結構癖が強い方だよねと思うなどした。この癖の強さが後々生きていきます。

「キャンディマンがあいまぜた世界は甘く美味しい」でウェーブをしててよしえさんの空気を感じたし「誰にできる〜 虹の輪に🌈 吐息と夕陽で浸すレモンパイ」で階段の途中で左足を一段下に下げながらステッキで虹を描く時に虹色になる舞台 

「しかし、どんなショコラティエもいつかは苦くてまずいチョコレートを作るようになってしまう。その前に自分のスプーンを手放し、新しい誰かに譲り渡す必要がある」「私の代わりを見つける必要がある」「だがどこにいるんだ?いや、♪きっと見つける〜」ここまで笑顔で歌ってたのに

「私は再び街へ降りていかないといけない。街か……私はとてつもなく長い間世間から離れていた。いや、逃げていた。」でスン…となる表情

「今こそ、いく時なのかもな。グスグズしている暇はない!」でバサっとジャケットを脱いでクリーム色のシルクハット、そして一節後にコートとステッキを持って、帝劇だとセリ上がり、博多と大阪だと階段を登った裏手にあるキャンディショップの上に立ち、「welcome!」

 

初見時、ジョニデ映画うろ覚え記憶状態で行ったので(どのくらいうろ覚えかというと「チャーリー」を忘れていたくらい)この数秒の間にしか出てこないウォンカなのかキャンディマンなのか黒い衣装に身を包んだこの人、初見時一体何者なんだ??と思っていたけど、パンフレットのSCENE1 工場の外 の文字を見て色々納得した。ということは……。

SCENE2 キャンディショップ

梯子をつたっておりたものの街の人に店を買い荒らされるキャンディマン「あいつらは動物だ!」客に押し倒されるところをショップの柱から伺っていたチャーリーに目撃され話は動き出す。この時身を起こしながらなんかすごいデザインデザインしてる眼鏡を掛けていて、初見時あーー!!!!!!って叫び出しそうになった。あまりにも二次元。いや、生身の人間がやってるから二次元と三次元のいいとこ取りをしている。ありがとう。気狂い要素①

「お菓子屋さんなのにほんとにしらないんだね?教えてあげる!」から始まる【ウィリーウォンカに何があったの?】

「彼は今何をしているんだ?」上手に駆けてくチャーリーくん「背中に瘤ができた100歳のおじいちゃんになってると思うよ!」の後ろで腰の曲がったお爺ちゃん4連をしているダンサーさんたち

「それで?彼はどうなった?」「彼は死んだよ?」「はぁ?!」「社会的にはね」「それは死んだとは言わない!」のはあ?が好きだった。他の人の曲の中で返答したり他の人が歌ってる中箒でゴミを掃いてたりサブに徹してる光一さん、めちゃくちゃミュージカルしてる。

目の前で「従業員たちはスパイだった。レシピは盗まれ売られ、彼の夢は引き裂かれた」の部分、チャーリーを囲むように四方八方からアンサンブルさんの腕が伸びてきてて動きが凄かった。視覚的に奪われて夢が裂かれていってた。ここをキャンディマンがどういう表情で聞いていたのか、結局下手に座ることが一度もなかったので見れなかったんだけど、いつか見てみたいので再演よろしくお願いします。

「誰も彼の部屋をノックしなかったのかい?電話も?」の台詞回しが好き。語調も語彙もとても舞台みたいで結構好きな台詞。チャーリーくんはこのセリフに対して返答をくれませんが。

「10年が過ぎて彼も生い先短いでしょう けれどお店を出したなんで嬉しくて!脳が爆発!」で抱きつくチャーリーくん。チョウシくんはギュって挟み込むように抱きつくけどおーちゃんは寄りかかるようにペタッと全身で抱きつくんだね。

 

「あの工場の中を見れるならなんでもするんだけどな」😲 (ララララララララララララララララ高速トレモロ)「もう一度言ってくれ」(ウィ〜リ〜ウォ〜ンカ〜)

「工場の中を見れるならなんでもする!そうじゃない人なんている?」

「どうかな?」

ここ、お話的にもミュージカル的にも言いたいポイント沢山ある。お話的なところで言うとここで工場見学出来レースを考えついたウォンカさん。工場見学というアイデアもチャーリーがきっかけで思いついたというかチャーリーがアイデアをくれた。そう、多分ウォンカは長いことあの白いノートに想像を書けていなかったので……

そしてここでこっそりトレモロの続きから移行して流れる♪ウィリーウォンカ〜のフレーズ、アンダースコア伏線ネタバラシ

その後チャーリーがキャンディマン(リプライズ)を歌いながら飴男は下手に、チャーリーは上手に寄りそれぞれダンスを踊り(飴男はステッキをもち)はけていく。私は上手サイドに座ることが多かったんだけど、飴男はハケてく時まで優雅で感動した。

SCENE3 バケット家の掘っ建て小屋

キャンディマンのアウトロに合わさって転換の最後になるおじいちゃんおばあちゃんのリズミカルないびき

「じょーじいちゃん!起きて!じょーじいちゃん!」ってベッドに掛けよるチャーリーくんの背丈がベッドの背もたれくらいで本当にキッズだった……「イマジネーション!想像すればみえてくる!」を同時に言うふたり。

起きた途端歌うジョー爺ちゃん【チャーリーとワシ】

「チャーリーお前ワシに似とる〜」から急なメロディー転換「何もないところから作ろう 見えないもの空想すれば なぜじゃなくどうやろうとなる 2人は相棒チャーリーとワ・シ」ここからの景色を頭の中で流してる時に頭の中の光一ボイスを突き破って出てくる「ワ・シ」

最初このシーンを見た時はなんという介護状況なんだ……と戸惑いが大きかったけどそんなしょうもないリアリティはさておき、45年間ベッドで寝たきりなジョーじいちゃんにウィリーウォンカの話をせがむチャーリー、暮らしはキツイけれどもみんなで仲良く暮らしてきたんだという背景が見えてよかった。なのでチャーリーも良い子に育ちました。想像することがやめられない良い子にね。相棒のところで2人で大きなハートを作るのがかわいかった。子供と車椅子だからできる技。薪を焚べたら上手側のセットにある小さなバケット家のお家の煙突が赤くともり煙が出るのも好きだった。翌朝には消えてしまうけれど。一晩も持たない火。

ママが拾ってきたスクラップバッグを手に手紙を書くチャーリー。【チャーリーからの手紙】

「お忙しいのは分かっていますが 読まなきゃそんです この手紙だけは。家族のために僕が作ったまだ見ぬお菓子のリストなんです」

1音1音区切られていうこのローテンポにキラキラしたピアノ……キッズ……。日本語の特性上後ろのオルゴールみたいな音に嵌めようとして字数を調節した結果、ちょっと子供みたいな言葉遣いで、そして子供が喋っているみたいな歌になっていて………良すぎる〜。素敵な日本語訳をありがとうございます。そして途中で転調します、ありがとう。昔父母が海に行った時にお母さんが食べていたアイスクリームが溶けなきゃ、の結びが「幸せも消えずに済んだかな」なのが……………。

そしてこの空想、全部家族を想ったものでその上で「あなたに託した夢が叶ったらお菓子を抱えて会いにきてください そしたら初めましてと言って ウォンカの板チョコ!分けて食べる」なんて言われたらウォンカの心も傾いちゃいます。

この曲、すごくこの独特のテンポがチャーリーの心そのものという感じがして余韻も一つの曲だと思っていたので、チャーリーが紙飛行機を客席にとばし(ワイヤー付き)その動線を観客が気にすることによって拍手が曲の終わりまで起こらずアウトロまで入り込めたのがよかった。

そしてその後のしっぽ(つなぎの1コーラス)では舞台奥のウォンカの工場の小窓からウンパルンパがウォンカに手渡している様子が見えるという。美しいね。

多分つなぎは弦のドファドファソラドシ♭ ラソラソファミソド〜 🎹ドファファレドファファ ファドラ〜ソー

SCENE4 次の日/バケット家の掘っ建て小屋

ウォンカさん 動きます

記事を広げて1文字ずつ追わせる演出、ピンスポ芸だ……と思って見てしたしここの一枚一枚出すところのベルトーンが弦、木管金管入り乱れていて好きだったし、「案内役は…ウィリーウォンカ氏本人!!」となった時に一節だけウィリーウォンカが流れ出すのがとても求めていたミュージカルでしたありがとうございます。

 

サイが突進した時に…の話を結構下手の前の方でやるな?と思っていたらそのタイミングで上手の方からキャンディマンがスタンバイしに歩いてきていた。そのまま(大阪博多では)「あの子も現実を見なきゃいけないんです」とママが言っている間に後ろのセットとじいちゃんばあちゃんたちがバラされ、時計回りにキャンディショップ(ウォンカ入り)のご登場

SCENE5 ゴールデンチケットの当選者たち

「あの長いパンの……ブレッドじゃなくて!…あ"あ"!…バゲッド!!」で呼び止めるどころか上手に駆け出すチャーリーリュックの紐まで引っ張るキャンディマン。キャンディマンの「買わなくていいのかい坊や?」煽りにおーちゃんは割とガチ目に「買えないんだ!!」ってキレる。チョウシくんの受け答えは拗ねる感じ。

煽った後にンンッって咳払いしてからのチャーリーの肩を抱きて身を寄せながら右手でコートの中をまさぐりリモコンを取り出して「いいものを見せてあげよう」のこの一連の動作、軽率にメロる。

【まだまだ魅力ある】

チョコレートニュースの人初めまして。グリーンバッグを背負い手前のカメラでなうで撮っている映像を、ニュース番組に合成したり合成前の素の映像を舞台上モニターに出したりしていて手数の多さを感じた。

 

テーレレッレテーレレッレテーレレッレッレ!で上手奥からエィエィオー!て感じでやってくるオーガスタス御一行と下手花道に逃げるチャーリー、追いかけるキャンディマン。大阪ではここで注釈付きの見切れ考慮なのかキャンディマンが客席降りをしていて大阪初日にはえ??!?!!?!てなってしまった、びっくりするって……

オーガスタスの2人はちょうど声変わりに差し掛かるくらいの男の子で、あのエンジェルボイスから変わりゆくあの時期にしか出せない不思議な音色がしていてよかったし、声を作ってきているよね?プロい。

気を抜いたら「ママのおっぱいにも なんとかーも なんとか エンゼルパイ♪」みたいな部分が頭の中によぎってくるので中毒性がとても高い曲。後半はグラウンドレベル堂本に対してチャーリーくんが早く戻ってよ!って急かしているのに飴男は余裕ぶっこきオーガスタスショータイムを楽しみ、そのあとタタッと花道に戻ったらチャーリーの両手を掴んで上に引っ張って一緒に踊り出す。なにこれ、KAWAII FESTIVALじゃん。

飴男の最後の一言を今ど忘れした。

 

この後キャンディマンは残りのチケットが4枚だよということをわざわざ指を折って煽ってくるし、ウォンカフィーバーの煽りを受けて「キャベツを売るのはやめたのグリーンさん!!」

【ベルーカが言ったら】

なんか1番親子関係が終わってそうなのに掛け合いが多いベルーカソング 「もっとすぐつぎやだ買うすぐ!」の語感の良さよ

曲中で何度もパパにねだるベルーカちゃん、最後の「最も恐ろしいのは」「お願〜い♡」に向けて三宅りむさんはどんどん甘えるようにしていくし、舞咲さんはそれまでドスを効かせていたのにここで究極の猫撫で声になる。二人とも小さな俳優さんだ……、

ベルーカがハピィならご機嫌パピィとか、娘のために生産ラインはストップ!全体的に韻がいいし岸さんの歌声により上手いオモロになっている。ありがとうございます。帝劇序盤と比較して岸さんが全体的に子煩悩な感じが強くなっていて、2幕のおしおきで父親も責められるのに納得がより行くようになった。

「ありましたチケットです!」ゴールデンチケットを手に入れたべルーカの放った一言

 

ダディ!買って!ピラミッド!!←大好き

 

この時このべルーカがもったチケットにピンが当たるようになっていてゴールデンチケットがマジでゴールデンしてた(語彙力)

そしてこのフレーズの間にさっきまで工場で「ピーナッツの代わりにチョコをむく」工場員が着替えてバレエダンサーになっていてすごかった。岸さんの特大ロングトーン「明日のおねだりは〜〜」「次は〜」「やめ〜て〜〜〜〜〜〜!!!」に前で両手を組みながら揺れるキャンディマン

 

「なんて積極性に溢れる女の子なんだ!!」と褒め(?)つつ「残るチケットは……3枚!」「老若男女に愛される存在だ!」「なあバケット、全くもって君は……正しい!!」と煽りまくるキャンディマン。なんと煽るためにチャーリーの上手から下手に移動している。

そこにママがやってきてそそくさと店に戻るキャンディマン。ママの「またこの忌々しいお菓子屋で」にムッ?!としつつ、お菓子屋の中から腕を伸ばしてチョコでホイホイするのはあまりにタチが悪すぎる。上手からこっそりやってきたチョコレートニュースキャスターにお!と気付いて目配せし、チャーリー親子が「天国のパパー。お願い!」「お願いします!」と祈っているのを見計らいニヤっとしながら「テデッツデッデッデテ デーレーレ!チョコレートニュースです!」「バケット見てるか〜!」「はやーーーー!!!!」

ここ、お祈り中の手紙のアンダースコアを消すニュースの音、チャーリーの情緒もぶった斬りはやーーーー!!てなるしチョコレートニュースのお兄さんに掴みかかってしまう

【ガムの女王】

下手奥でテレビにうつるボーレガート氏の方に歩き指差しウェーブをするキャンディマン。自由すぎ。このウェーブ、肉眼からは一度も正面で見れたことがなかったのに、舞台上をそのままうつすニュース番組演出によりめちゃくちゃ正面画の記憶が残っている。ありがとうございます。

芋さんのお腹ポンポンする飴男。光一さんって多分年上で大きいおじさまが好き

 

ボーレガート氏のセリフの途中にメガネ外しながら上手の方にはけてくキャンディマン。どうするのかと思いきやデー!デー!デー!デー!(ラ♭からの半音階)のタイミングでお立ち台に\(^-^)/って出てきた。ナンダコレ。なんで飴男が?!(ヴァイオレットちゃんは歌い出しのタイミングで出てきます)

ここのキャンディマン光一、強靭な体幹で台の揺れに耐えているのでだんだんアクスタに見えてきたてか作って欲しいキャンディマンのアクスタを。てか光一さんクリスチャンやらない?

 

もう何回も見ると違和感というか衝撃を忘れてきたけど、初見時このパフォーマンス側にキャンディマンが加わっているのにびっくりした記憶がある。なんで?!っていう。

1幕の出番が増えたって言っていたけど多分この当選者ショータイムのところなのだろうなと思った。当初の演出はもしかしたら当選者ショータイムの事にはけていたのかもしれない(ロンドン版BW版共に見てないので詳しいことは知りません)よく考えるとあそこにキャンディマンとチャーリーがいるのは整合性が取れないけど、そんなの考えなくても画面が派手!という理由で持っていけるのが舞台だと思います。

あと次のマイクのところでも思ったけれど、この場面の主役(テーマとなる親子)とプリンシパル1名(この場合座長)がそれぞれ別の動きをしていると板の上の動きに渦が巻いて視覚的に楽しくなるねえと思った。

あとこれも全てのシーンで思ったことだけれど、光一さんは踊れる人なので例えばマーチの指揮の振りだったり、はたまたこのqueen of popの振りであったり、時系列立場的には異質でもダンスの技量で視覚的には違和感がない、つまり−(マイナス)にならない違和感というか新しい味を出せるのでこの演出でgoサインが出たのかなとか思いました(ロンドン版BW版共に見てないので詳しいことは知りません)

ここの振り付けYOSHIEさん100%だったけど歌う人じゃなくて踊る人に振り付けていて、歌に合わせるのではなくリズムに合わせる振り付けしているからそれに乗っている光一さんか新鮮だった。光一さんが歌わないで踊るだけってないので

 

ところでヴァイオレットさん歌うますぎてまじで子役…??親と一緒じゃなくてシュタ!と1人で出てきて歌い出すの、場慣れが違うしこりゃクイーン。歌も好み。歌声も好み。ありがとうございます。

ドラムの音に合わせて下手に3連で並ぶスタンドマイクで歌う方々のヘルメットをポンポン叩くウォンカさん 歌終わり「ファンキーでジューシーなダンスをありがとう!どこまでも飛んでいってしまいそうだ!wow!!で飛びながらはけてくの、一回ガム風船も落ちてしまってたことがあって、ポン!と風船を袖にバレーボールさながら打ちつけた後に両手に銀テを持ってはけてくのあまりにも陽気すぎて好きになる。

 

暗転している手前、どうしよう…てなっているチャーリー親子「ウォンカフィーバーも誰かがもう終わりって言ってたわ」に咳払いする飴男。ここなんか普通に忙しいね。上手から出てきて下手まで移動しながら新聞を持って「やまないウォンカフィーバー!」「ローマ法王ダライラマ一世とチョコレートの味を巡って激突?!ミルク対ブラッグッ!!とんでもないことになってるぞ、それについてどう思うチャーry」←ひょうきんおじさんすぎる

話の途中でチャーリーを逃すママ、そんなにチャーリーを揶揄わないでもらえます?なママ、大人相手にタジるキャンディマン

「ぐずぐずしてる暇はないよ坊や」めちゃくちゃ急かすじゃん

暗転開けてチャーリーの家

「親の顔が見て見たいわあ」って親の人が言ってます。

おじさんおばさん4人セット、オチを担当する名前忘れちゃったけどジョーなんとかおじさんこと芋さんのセリフの間が絶妙で毎回クスッとしてしまった。タイムズ紙を拾ってきた時は「ワシは……死亡記事か」だし「…人生とはそういうものだぁ…」とか。こちらもいいおじいちゃん

世間はこんなにウォンカフィーバーに包まれていてもうチケットも3枚も当選者が出ているというのに、お母さんはゴミ捨て場からブリキの板を持ってきて、って多分忌々しいお菓子屋〜の時に行ってたのと変わりないことを言ってるし、チョコレートニュースでグイグイ時間が変化することとなにも変わってないチャーリーの日常の対比がエグい

 

家を出たチャーリーはパタパタと走り上手をぐるっと回って下手の花道でゴミ漁り この時ステージは暗転

ここで誰も喋らない空白の時間ができるの、これやり切ったチャーリーくんたちはすごい。たくさんの人が一言も発さずにものが動く音を聞いている。そしたらパタパタどころかバタバタ!みたいな音が聞こえてデデッデッデッデデン!デーレ!レー!「チョコレートニュースです!」「バゲッド見てるか〜〜??」「あ"ーーーーーーーーーーーーー!!!(発狂)(上手に猛ダッシュ)」上手からきて舞台中央に勢いよく到達してぴょんと一足上手に戻るキャンディマン、元気。さっきまでの無音でちょっぴりの悲しみに浸りながらゴミ拾いをしてたチャーリー(と我々観客の情緒)をぶった斬るチョコレートニュースのイントロ!現実は非情、遅れをとるな気づいたら置いていかれるぞ。そりゃチャーリーも発狂レベルの叫び声をあげますわ

【何が間違ってんの?】

マイクTV!マイクTV!みんなの憧れマイクTV!!

暗闇の中奥からボヤ〜と緑に光るマイクのメガネ、そしてゲームチェアに座った息子を押しながら左右に揺れるTV夫人、ここの親子が1番実の親子だった。チャリチョコ世界はXじゃなくてTwitterっていう。ハッシュタグをつけてツイートって言ってたしな。

マイクのババア呼びに(ババア!ババアだって!!)って口を開けながら驚く飴男(下手)そのまま上手に移動して上手サイドをずっと見ているただの飴男顔ファンご褒美タイムがあった。 「ジェイコブ校長〜!」

しかし夫人はマーチング、息子はロックと曲調はあべこべ。でもマーチングの時に上手奥でマーチングの指揮をステッキの柄を掴んでバッサバッサやってたキャンディマンや「抗うつ剤も鎮痛剤も安定剤がないと飲めない 全部流し込むのは今日もバケツ一杯のビール!」の部分で赤ライトになってヤバアルヤク中になってるTV夫人も好きだったし、そのノリで歌う「な〜に⤴︎間違ってんのォ?」が最高にキマっていた。ところで抗うつ剤も鎮痛剤も安定剤も全部薬ジャンル違うんだけどどうなってるんだ診断と処方は。多分1番必要なのは睡眠薬だと思う。

USAの振りについては割愛で。「ハッキングでチケット見つけた〜」のあたりからマイクの頭上でチケットを掲げ出す飴男 そしてこの後ロック風マーチングでコーラスが爆発したのやばいくらいテンションがあがる\こ〜こ〜はアメーリカ/の特大コーラスと共に腰を曲げて行進するマーチらしい揃った振り付け。

多分全てのチケット紹介の中で1番キャンディマンがパレードに参列していてチャーリーと一緒にいない気がする。それもあってぶち上がった曲調からのTV親子やアンサンブルのワァ!という声のなかしっぽの1フレーズ繰り返しの中キャンディマンおじさんも無言で両手をYしたまま最後尾でみんなと一緒に消えていってしまって、、、ここのチャーリーの気持ちを考えると寂しくてたまらなくなる。バイオレットのときはまた戻ってきてくれるけどマイクの時はそのままはけていっちゃうの寂しいよねチャーリー?いつも自分の味方だったおじさんがさ………

 

そんなしっぽの1フレーズ「夢溢れるアメーリカ息子は演説好き〜⤵︎」→「↑ドファファレドファファ ファドファラソ〜 」(手紙) カシャカシャカシャカシャ(タイプライターの音)「運命の日」の繋ぎがより哀愁を漂わせてくる

ここに一節手紙の音を差し込むだけでこちら側の情緒は本当に違うんです。切ないな、あと一枚しかない、焦ってしまう。

SCENE6 バケット家の掘っ建て小屋

「サプラーイズ!!」下手の机で寝てしまっているチャーリーに蝋燭を持ったママが近づいてきてみんなでチャーリーを祝う。「じゃっしゃーん!ウォンカの板チョコよ!」とママが買ってきてくれたチョコ開けたけどそこにはゴールデンチケットはありませんでした。

蝋燭を消して。お願い事をしなくていいの?に「これ以上の望みはなかったんだ。ママが消して。」のチャーリー……………泣いてまうやろほんとにてか演技うますぎ。泣きの気持ちと技量の良さがいっぺんに襲いかかってきたシーンだった。

そのままチャーリーは下手の階段の上に。あれ二階かなと思ってたんだけどもしかしたら外とか屋根の上とかなのかな。雪の降る街の中で………。

そんなチャーリーを見つつ【パパがここにいたら】を歌うママ

「パパが〜いれば〜誘うでしょう 星を集め(?) 見つけようと」

ママは想像するとこがやめられないのがバケット家の血筋と教えてくれますけれど、ママもパパのそんなところが好きだったんだろうし、口では空想は食べれないでしょ?ってチャーリーを諭してたけど、もっと豊かだったらそんなことも言わずに済んでたのかなあなどと思ってました。

「パパが言うわ一年ごとのお前の成長 見守ってると」←泣ける パパどこ行ってしまったん…

演出的には紗幕

 

そのまま前でチョコレートニュースの方々のいちゃつきが始まり無音で上がっていく紗幕、その奥には真顔で仁王立ちしているキャンディマン リア充爆発しろと言わんばかりのステッキで狙いを定めるキャンディマン

SCENE7-1 さよならキャンディショップ

悲劇的な誕生日から一夜明け下手からトコトコやってくるチャーリーはおちょくり謎おじさんことキャンディマンが店を畳むのを目撃してしまう。「ねぇ いなくなっちゃうの?」キャンディもボンボンも全部売れたから店を畳むんだと言ってくるキャンディマン「ほら、箒を持って掃除を手伝ってくれ」って箒を渡しつつ「ウィリーウォンカはマーケティングの天才だな。彼は頭がいい。きっと……(視線をチャーリーから客席に上げて)顔もいいんだろうな」

 

ここの台詞を知った時の光一さんの心境が知りて〜〜〜!今までの舞台で100%自分の見た目を自画自賛するセリフがある男。それも人に言わされてる時の方がどストレートに顔を自慢しているし、今回はウィリーが扮するキャンディマンとして自分の顔を褒めるという超婉曲的表現。顔もいいんだろうな。の時の顔がニヤつくわけでもキメ顔っぽくなるわけでもなく、ちょっと目を見開きつつも微笑むのが、顔もいいんだろうなって言ってる時の顔が1番キュートで好き。顔もいいと思います。

 

そんなご機嫌るんるん(顔のことはさておき)マーケティングの天才だな♪と調子が良さげなウォンカことキャンディマン、チャーリーの「彼は今何をしているんだろう?スクラップブックにアイデアを書く?教室の椅子に座ってぼんやり空想してる?」で顔が凍る。ぬーーーーーん。ぬーーーーってなる。ここ。チャーリーくんへ、ウォンカさん多分書けてません。工場ではどんなことが起きてるのかな?ってチャーリーがワクワクしてる時には戻ってるけれども

お金を詰めたトランクをチャーリー(飴男はチャーリーが貧乏って知っている)に渡し「試し」をするキャンディマン。ショップの上のステッキを回収しながらこう宣言する。

「君は歴史的瞬間の目撃者だ。いつか素晴らしい物語が生まれる!」

そしてチャーリーからかばんを受け取りこう言う「君と知り合えてよかったよ」「覚えておきたまえ。好きなことを諦めるな 愚痴を言わず 待つんだ。ほら、そっちにゴミが落ちていたぞ。じゃあな、発明家さん」

そして去っていくキャンディマン(大阪だとチャーリーのさようならに振り返ってくれててキュンとした)

 

ゴミを拾うチャーリー(その間にキャンディショップも撤収)(おーちゃん、1発目に缶をひっくり返すのではなくその前に跪いて色々とゴミを漁っていた 演技が細え)「1ポンドだ!おじさん!待って!おじさん!おじさん!!」ここの2/1マチネのおーちゃんチャーリーがおじさ↑ん!おじさ↑ん!って声が裏返っていてまじで本物のキッズだった。

 

キャンディマンがいなくなった途端降り出す雪、がらんとした広場 寂しいね

 

1ポンドというラストチャンスを拾ったものの、それを自分のために使うか家族のために使うか悩むチャーリーのところに通りがかるグリーンさん。ここの大金持ちじゃないか、大統領の遺産でももらったのかい?そんなところ!のセリフが好き

そしてラスト1枚のチョコを買って、ちょびっとだけ…!と開けたら!

【これがゴールデンチケット/ジョー爺ちゃん絶好調】

ラララララララララララララララ(トレモロ)「今日は悲劇のまま 終わるんだって思ってた」

シーくんの喜びが抑えきれずにこの1フレーズのなかでじわじわと出てきちゃう、それにおじさんこと私泣きそうになった。

「これがゴールデンチケット!」(テレレレンレレンレン)「目に映る〜金の〜光〜」!!

この間暗転してて、次に光が差し込んだ時はもうチャーリーの家になっている

SCENE7-2 最後の当選者

「最後の 当選者は ぼく!!」勢いよく振り返るチャーリー。話をふられていきなり歌い出すじいちゃん。一旦差し込まれるチャーリーとワシ→でも工場見学には大人の付き添いが必要でママは今後のことを考えると休みが取れない!そんな流れでワシに任せろ!と意気揚々と前に出てくるジョーじいちゃん→立った!!

この立つ時BW版サントラはゴールデンチケットが一節流れるけれど今回は削除されていきなりここからおはよう太陽〜!の曲から始まる

「有頂天になあって」で片足ずつ踏み締めるのがすき

 

しっぽのフレーズ「(これがゴールデンチケット今日は超〜最高〜!)デレレレレレデレレレレレレ(下降フレーズ)ッデッデン!(暗転)→🎻(ララララララララララララ)(シャーーン(クラッシュシンバルみたいな音))ウィリウォ〜ンカ〜 デーン ウィリウォ〜ン〜テーレーレーレーデンッ!「チョコレートニュースです!」

 

SCENE8 ついに工場の扉が開く

下降フレーズのところいつも聞いててドラえもんだなとか思ってましたすみません。

ウィリウォンカ〜に合わせて上から扉が落ちてきたかのようにLEDパネルの映像が捲られていくのが迫力あったし後ほど扉が開く時に扉を模したパネルが物理的に両開きの扉のように開いていったのには、そういう使い方もあるんだなと思った。

【レッドカーペット】

当選者たちの到着タイム、ベルーカ→オーガスタス→バイオレット→マイク→チャーリーなので岸さんお着替え頑張れタイムになっていた。ベルーカvsバイオレットは子役によって違くて。個人的には歌田さんと舞咲さんペアの、前に競り合って出てきたかと思ったらバイオレットの腕を使ってくるりんとバレエするべルーカがとても好きだった。

あとバレエ大好きベルーカちゃん、何もない時でもパパの腕を使ってバレエをしていて、ベルーカの解像度が高すぎてほげえとなった。この子は他人をめちゃくちゃ見下す子………

 

そんなこんなでみんなで騒いでたら

 

🔔<ゴンゴーン

🔔<ゴンゴーン

 

デンッデンッデンッデンッ(スネア) デンッデンッデンッデンッ(スネア)「砂糖でコーティングされた城に40年」「謎に包まれた人物 彼の名は!」

デ〜ン

\ウィーリーウォーンカー/

ウィリーウォー〜ン〜 カーー

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ピーンララララララララララララ

【見れるってわかってるね】

ジー〜ージー〜ーイーーー!!!!!!

 

ありがとう光一さんがジジイの演技をするなんて、歌いながらジジイに扮するなんて。もしかしたらナイツテイル再演からここ3年、この瞬間のために生きてきたのかもしれないです。初見時実は1番の感想が光一さんがジジイを演った。ということだったくらいには堂本光一がジジイをやるということが衝撃的だし新たな扉でもあって本当に嬉しかった。

これまでエンターテイナーとしての側面から主に見てたのを、久々に役者、それもミュージカル俳優特有(のそれもプリンシパルしかやらない)の演技をしていて……嬉しい……光一さんのミュージカル人生に幸あれ

 

中国の古い言葉で千里の道も一歩から、のぽ ぽ!下向きのぽ!口すぼめのぽ!やっぱりジジイはいいっすね。ジジイ辞めた後にも一回空想回想タイムが入るのが良すぎる。君が思っている以上に歳をとっているんだチャーリー〜!千里の道も一歩からのぽをいう時に頭を落としたのでいつもの堂本光一の前顔面が見えたのありがたい。堂本光一の顔面からジジイの声が聞こえる。

 

中国の古い教えのとおり

千里の道もただの

一 歩 ら〜(テーンテーンテーンテン)

\ワッ/

テッテッテッテッテッ テレレ テッテッテッテッテッ

腰の曲がったジジイからすくっとめちゃくちゃ姿勢がいいウィリーウォンカになる。ここ光一さんがウォンカでよかったなポイントなんだけれど、スクっと立っても男か女か若者なのか老人なのかわからん顔面と、そして大柄じゃなく意外と小柄っていうのがよかった。謎に包まれた人物、姿を表してもっと誰の想像にもつかない得体の知れない見た目で出てきたとこによってより謎に包まれる。

ここのシーン、一通り階段を降りて歌いにきたり、階段に座ったり、半分登りかけて子供たちに周りを囲まれたりしたのちにさっきかいた空想回想タイムという名のモノクロタイムに突入するんだけれど、ここで階段の上で歌う詞の「私も昔はつまらないことに」「でも見つけたのさ幻想のリアリズム」「君たちだって変わるツアーを制覇すれば」が好き。

そして階段を駆け降りてガッとステッキを舞台中央に下ろして「人生が変わる 遅れをとるな」ここモノクロタイム一旦はけたアンサンブルさんたちが一斉にさっきの町人の姿ではなく、帽子とステッキを持ってウォンカの杖下ろしと同時にガッと下すので壮観だった。

「人生が変わる 遅れをとるな

奇妙な出来事想像するのさ〜あ〜!すべぇ”てが!チョコレート」←ここのがなり好き

「甘く〜淫ら〜」←上手で見るととんでもないことになる(ステッキに肩から腕をなぞらせてく)

ラストの「ここ〜に〜〜〜〜!」からの半音階で上がっていくバッキングをなぞりなら階段を上がりみんな大好きこの点呼「ソルト!」「はい!」「ボーレガード!」「はい!」「クループ!」「はい!」「ティービー!」「はい!」「バケット!」「はい!」

「ようこそぉ"!! チョコレート工場ヘ!」

ドゥン!

 

 

 

1幕!完!!!

(2幕に続く 80%くらいで)

 

f:id:tomoshb1:20240207221614j:image

 

鼻の奥がツンとしているのは多分さっき食べたタマネギのせい

まず最初に

私は自担の結婚を2回迎えていたのであらかたシュミレーションを済ませていました。

そこで得た結論は

わかった。一番納得できる「推しの結婚」に必要なもの。人間性よりももっとわかりやすいものがあった。
結婚への筋道
これが一番大事なんですね。
自担の結婚とかいう一大イベントを匂わせから察したり週刊誌とか事務所関係者から、〜かも、という形では聞きたりはしたくない。なんのためのFC?ってなるしね。そのくらい、というか最低限最初に知らせるべきはファンだと思います

だった。

そういう意味では今回はこの部分を文句なしにクリアしていたと思う。

でもこれって言い方悪いけど私の中で最低条件だったんだなとも今回でわかった。

 

ちなみに3回目だろうが耐性はつかないよ。

 

  • FCからのメール
  • 納得できる相手 鮮やかすぎる発表
  • そもそも結婚ってさ
  • 夏菜子 好きすぎ
  • 日本のトレンドに居座りなんかまじでいろんな人が祝福してる
  • でもやっぱり寂しいねん
  • じゃあなんで寂しいの?
  • 最大の問題点 
  • 一つ絶望したことがある
  • 1/12 4:50 追記

 

 

FCからのメール

今回まず状況から振り返ると、私にとっての第一報はFC(KinKiの方)からのメールでした。「いつもKinKi Kidsを応援いただきありがとうございます。堂本剛より大切なご報告〜」思い返せばこの文章でくることってガチ重大案件(経験則)なんけれども当時の私はゴリゴリ呑気に開く前に「最近の口ぶりから解散は絶対あり得ないし退所なら連名で出すだろうし何だろう?新規事業とか?」ってめちゃくちゃ呑気にリンクを踏んだ。

今思うととても幸せなことだったと思う。ありがとう、信頼しているので。信頼させてくれているので。

 

それでリンク開いて2行目で結婚という文字を見つけてけけけけけけけk結婚??!?!?!?!?!と叫びその次の瞬間には(失礼でごめんだけど)「剛くんと結婚できる相手っているの???いないと思ってたマジ?おめでとう?!」くらいに飛躍して、続きの文章の、結婚報告なんだけれど私(公私の私)に絶妙なバランスで触れながらファンに送る文字を見て、この前のコンサートで間近でニコニコして手を振っている姿がフラッシュバックして、ああこの人は結婚したとして私というファンとの距離感は変わらない人であると確信し、文を読み終えた後は今年の平安神宮も絶対行くわ………と謎の決意をした(マジです)

 

そのあとはTwitterに書いた通りです。相手がわからないように剛くんが書いてたから、相手は伏せてるのかな?って思ったらオリコンニュースかなんかに書いてあって、ホンマもんの「かなこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!?!?!?!?!」が出た。

出たと同時に夏菜子ちゃんなら剛くん(のめんどくさいところとか)(の求める人間性のハードルとか)を受け止められるだろうなと思ってめちゃくちゃ納得した。ありがとう百田夏菜子さん。

私はももクロちゃんのオタクじゃないけど、テレビで見かける度にいい子だなあって思うし太陽みたいな子だなあって思ってたからさ、剛くんをよろしくね………。

 

でも相手がそこの年齢層?!ってびっくりしたのも事実。結構歳離れてない?!って思った。意外と15なんだね?どうしてもキンキオタ目線で見るももクロちゃんって屈託のない孫みたいな感じだったからさ……。

今は44と29は歳の差はまああるかもしれないけど、外野から「いわゆる」歳の差婚って言われて欲しくないとは思ってる。

そんなことでやいのやいの言われてほしくないって思っちゃうな。相手が29の結婚はいわゆる非難される「歳の差婚」じゃないと思うし。これ言われたら私はキレます。

 

納得できる相手 鮮やかすぎる発表

で、私は前々から一番気持ち的に受け入れられるかの条件を「結婚までの道筋」だと自分の中で認識していたので

今回はここを完全にクリアしていた+結婚相手がどう見ても(私から見て)めちゃくちゃいい人すぎる+もはや剛くんをよろしく頼む…と言ってしまうくらいいい人だった

のトリプルコンボで【第一フェーズ:拒否】を通り越して、自分用ガイドラインと照らし合わせめちゃくちゃおめでとう!!!と思いました。

 

でもそれと同時にFC向けの文章を読んで、剛くんが今幸せになっている……という多幸感を感じ取って、そのことがあったから心から祝えたのだなと思う。

何度も言っているけれど、FC向けの文章がよかったんですよ、今回は。私が好きなのは3〜9行目。この文章を読んで私は剛くんが好きだなと再認識したし、心から「これからも1日1日を大切に生きていってほしい」と思えた。

これ、日頃の剛くんが常日頃からファンをどれだけ大切に思っているかを伝えてくれていたからだろうな、と痛感した。

たくさん伝えてくれてこっちも身に沁みるほどわかってるから、これからも生きていってね、って思えたのかもしれない。

剛くんが常日頃からファンをどれだけ大切に思っているかを伝えてくれていたから、だから私のファースト感情は「おめでとう」になった。

 

待って。この項目がとっ散らかってきたからまとめます。端的にいうと、報告前後に落ち度が全くない。相手が納得できる相手。そして常日頃からファンをどれだけ大切に思っているかを伝えてくれていたから。

この3点が揃ったから最初におめでとうって思えた。

逆にいうと、私は多分この3点が揃わないと、報告を受けた時に「おめでとう」って言えない人種だともわかってしまった。

 

そもそも結婚ってさ

先程受け入れられる3条件を書きましたけれど、実は今回もう一つ大事な4条件目がある。それが「他の人の結婚より男女間関係感が(なぜか)薄い」からだと思う。

 

ももクロ、特に夏菜子ちゃんてみんなの孫!みたいな要素があって、キンキにも珍しくぐいぐい来てくれる愛らしい後輩だったし、私の中で”付き合っている”というイメージがわかないんだと思う。

多分これ相手が女優さんだったり一般人だったら湧かない感覚なんだろうな。アイドルだからかもしれないです。年齢不詳感、そしてもともと絡みがあったこと。妹みたいにキンキも接してたし、結婚というよりむしろ兄弟になった、くらいの感覚でもあった。

 

他の人の結婚より男女間関係感が(なぜか)薄い、という感覚については、実はもう一つ理由があります。それは剛くんだからという理由。

剛くんが結婚という選択をとるとすると、なぜか私の中ではいわゆる男女間結びつきツールというよりは、(前述の剛くんについていける人がいるんだという認識もあって)剛くんがそこまで信頼を置ける人を見つけられたんだという証みたいな感触が強かった。ちょっとこれは私の中で剛くんを神聖視しすぎなのかもしれない。

でも本当に剛くんがこの世で他の人と一緒に生きる選択をするんだ…世界って眩しいな……って思ったんです。あの時確かに私の世界は輝いた。

 

夏菜子 好きすぎ

自担と結婚した相手がもっと好きになるという自担の結婚3回目でも経験したことのない未知の現象に包まれた夕方。なんとこの時私は「かなこ〜!かなこ〜?」と名前を叫んでいた。今思うとあまりにもハイテンションすぎる。

夏菜子ちゃんでっかい太陽すぎて普通に大好きなんだと思う。夏菜子ちゃん好き!!!!

 

日本のトレンドに居座りなんかまじでいろんな人が祝福してる

これすごかった。剛くんサイドの人だけでなく夏菜子ちゃんサイドの芸能人とか著名人とかいつもはあまり目にしない方々のコメントだけでなく、マジでいろんな人がツイートで言及してて、マジで堂本剛って初恋泥棒、一世を風靡してたんだなって実感を得た。

私の周りだとキンキ好きなのがめちゃくちゃマイノリティなのであまりその感覚なくて、なのでドーム行くたびこんなにすごい人なんだなという実感を味わってたんだけど、その再来。何言ってんたって思う人もいるかもしれないけど私の環境的にこうなんです。

 

でもやっぱり寂しいねん

夜くらいにこの感覚になってきた。むしろなぜ今までならなかったの?って感じですけど。ここで自分のトリセツを見てみる。

ただ、「自担が結婚しました! 心から祝福できる?」って言われて、すぐ快諾できる人はあまりいないのではないかと思います。

それは何故なのか、大きく二つの理由があるのではないかと思いました。

①自担の新たな一面が見えてしまうことへの恐怖

〜省略〜

②グループは?

自担にグループの他に大切なものができる、そして「それによってグループの雰囲気が変わってしまう」この変化が恐ろしいんですよ。

シンメって本当Jrの頃から苦楽をともにしていて、グループの中でも「やっぱあそこはシンメなだけあるわ」みたいな2人の、2人だけの歴史を感じさせる雰囲気とか関係が好きなんですよね。この「2人だけ感」が壊されること。グループという狭い世界の中に、さらにその2人だけの世界があるのに、そこに突然結婚という外付けの世界が加わること。

この感触だけは2回ともね…寂しさを感じるというか、結婚前とは同じ感覚では見れなくなりました。

正直①はなかった。なぜなら結構プライベートは線引きしてくれていたタイプだったし、前々から私は剛くんの思考回路と完全に異種のものを持っていたので理解することを諦めていたというか、そういう推し方はしていなかったからです。

 

②も実は意外と…という感じだった。これは何でだろうね?シンメと違って2人きりのグループだからかな?結婚したとしてめちゃくちゃキンキという場所を大切にしてくれている剛くんだし、キンキを続けている限り剛くんと光一さんもまた運命共同体だからという認識が強いからかもしれない。

あと多分結婚したとしてその情念を剛くんが出すのはソロの場所であって、キンキとしてはあまり変化が出ない、そして結婚でちょっと前々から危惧してた「二人きり感」が大事になるのはそのキンキの現場だけだからかな。

 

これは前々から私がソロの現場とキンキの現場でオタクスタンスからして使い分けしていたのが大きいかもしれません。特に剛くんに関しては本当にケリーの作品が好きというスタンスで遠征とかしていた。

これは光一さんに関してもだけど、私は二人がそれぞれソロでやっている時はその人というかコンテンツ自体を好きになったりしていていて、そこにはいないもう片方のことは言い方悪いけど忘れてるくらいのスタンスで見ていたからかもしれません。ソロとキンキの現場の共通点、KinKi FCが使えるなーくらいにしか思ってなかったかも。まあ最近別れたけど笑

だからこれに関しても、FC向け文章から、常日頃からファンを深く深く大切に思っている気持ちが伝わってきたから喪失感がなかったんだと思う。

正直まさかここの点に関しても折り合いつけれる結婚をくらうとは思えませんでしたね。

 

じゃあなんで寂しいの?

これ自分でもびっくりだけど、今までずっと私の精神的対応は4年前に書いた自分の取説を読んでしてきたんですね。そしてそれがあらかた終わったけどなんか漠然と寂しさがあったから、ネタだし「剛…結婚したのか、俺以外のやつと」って言ってみた。

言ってみたらさ、なんかめちゃくちゃ悲しかったんだよね、私もできることなら結婚するなら剛くんとしたかったわーい!!!みたいな。ここにきて初めて涙ぐんだ。どうしよう、私リアコだったのかな………………………………………………………羨ましい、やっぱり流石に羨ましいって。そういうことなのかもしれない。

あとこれは私の今の結婚願望がちょっとめちゃくちゃだからなのもあると思う。うわ〜ここ数年後に読んだら黒歴史になりそう。まあ残しておきますけれども。

 

最大の問題点 

既婚者を今までと同じ様に推せる?

多分今まで2回あって最終的に私が2回ともぶち当たったのがこれだったと思う。どうなんだろうね、実際他のみんなは。私はできるだけ変えたくない。いちいち本能で思ったこと(うわえっろ……とか)に(でも既婚者だからやめとこ)とか思いたくない。これは私のエゴですよ。

できるだけ変えないためにはどうするか、それは結婚したという認識を捨て去ることだと思う。ごめんね剛くん。祝う気持ちはめちゃくちゃある、し実際めちゃくちゃ嬉しかった。ここまで秘密を貫くのは二人とも大変だったと思うし、その努力があって私は第一報をFCから受け取れた。

でも自分の応援スタンスを変えたくない、誰かのファンをする時くらい自分の素直な言葉を吐き出したいから、私は確か剛くんって結婚した…?くらいのスタンスでこれからも続けると思うし、私から結婚の話題をすることはないだろうと思います。

もし結婚したという認識を持ったまま今までと同じようにファンを続ける(=今までとスタンスを全く変えないで)ことができたら、その時がようやく「真に結婚を受けれいた時」となるんでしょうね。

 

もちろん熱量は今までとは変わらないよ!!!

続きを読む

日記、呟きと理解

 Twitterというツールを使ってかれこれ10年以上ネットに自分の言葉をすぐ放出している。使い方は人それぞれだと思うけど、私の使い方は概ね本当に「呟き」で自己理解を深めるという感じになってきた。

 感情的になったらすぐTwitterを開いて言語化してツイートするとやや客観視できるような気がするし、そうやって自分はこういうタイプだ、とか自分は今ここに悶々としているんだ、とか、いわゆる分析ツールになっている気がする。このアカウントは私の中では珍しくコミュニティを絞る形をとっているけれど例外ではない。

 

 

 このアカウントを続けて得たものは一つは自分は感情的な記憶をすぐなくすこと、そしてもう一つは多分そこまで感情が昂るタイプのオタクではないということだった。

 例えば「〇〇って言っていて□□って思った。絶対忘れない!」と言ってても現金なことに半年後には◯◯は覚えていても□□は忘れている。これは先ほど書いたそこまで感情が昂るタイプのオタクではないということにも通じている気がする。

 次に感情が昂るタイプのオタクではないという認識について。これは〇〇してて最高!!ととても素敵な反応を返せる人々が羨ましい一方で、最近は自分はそういうタイプの人にはなれず「斜にかまオタク」スタイルであり続けていそうという認識がある。

 でもこんな「斜にかまオタク」でも心がたぎる瞬間というものはあるもので、そしてそれを忘れたくないのでできるだけTwitterの方に残しておきたいですね。年に一番心が躍る4日間を終えての感想でした。

 

ところで

 前は現時点より前の話、例えば20年以上前の自分が知らずにエピソードとして知っていた話…はあまりしないけど、数年前の自分が体験した話は度々していたし振り返っていたような記憶がある。しかしいつからかそういう過去エピに全く見向きしなくなった気がする。きっかけはいつだったか忘れたけど多分25周年フィーバーに入るよりもちょっと前だった気がするな。そのあたり、思い出したらなんらかの形で残したいかな。

2023年現場の振り返り

 

 

 

2023年現場の振り返り

 

2023年といいつつ、3月末に年度末区切りで書いてるので4月から。

 

4月-5月 Endless SHOCK @帝国劇場

正直過去一チケ運に恵まれたSHOCKでした。本当は年内に感想を書き切りたかったんだけど、2ヶ月点々と書いてきた感想をまとめられるすべがなくて次の制作発表がくる前にはまとめ切れたら……と思います。2024年のSHOCKも絶対見たい。神様、お願いします。

 

6月 ダーウィンヤング @シアタークリエ

矢崎ニースヤングを知っているか?立樹くんの祖父が✨石川禅✨!につられてクリエにノコノコ行ったら、ミュージカルじゃなくてこれはストプレでしょな激重ストーリーと矢崎ニースヤングという一部の人間にブッ刺さる癖の人物に出会い無事召された。

 

https://x.com/toho_stage/status/1671306938603241474?s=20

(右)

 

一見硬めのネクタイ締めて髪の毛ピシッとやってる「お父さん」の仮面の下に、悪夢に矛盾にうなされている16歳の少年の亡骸が埋まってるなんて、そしてその演技を現実世界に起こせるとは思わないじゃないですか。教育部長官という立派な社会的立場、決して奪いたくはなかった友の命と引き換えに手に入れた望んではない肩書き、それを着こなしつつ自分がやったことの罪悪感に今でも内心は炙られ続けていて、一度決壊してしまうと父の目の前で16歳のニースヤングが表れる、この、この二つを孕んだ演技が良!良!矢崎広さんの演技がまた見たいです。

 

 

6月-9月  ムーラン・ルージュ @帝国劇場

個別感想書きました

 

tomoshb1.hatenablog.jp

 

脅威の17000円ミュージカル。17000円という値段のせいか初日時点ではチケが完ハケしていなかったのに、プレビュー期で口コミが広がり本初日迎える頃には完売してましたね。ムーランルージュは17000円という基準を作ったけれど、それは逆に17000円ならこのくらいの技量の人と舞台美術と音響を揃えろという基準を作ってしまった。

よくお金がかかっている代名詞に風車とか象があげられているけれど、個人的にはアンサンブルさんの着ているとても丁寧に作り込まれて荒が全くない衣装、そして臨時のスピーカーを増設しまくって生まれた音響、この2つが特に17000円の価値があった。

 

7月 ケリーファンミ @国際フォーラム

ファンミって言っても何するのかな〜〜と思ったら、ファンミーティングというよりも堂本剛先生によるファンク講義だったやつ。

個人的にめちゃくちゃ記憶に残ってるのは2-4の話。

 

「2-4が分かればノレるんよ」を分かりやすくするためにロック・ソウル・2-4強調プリンスverでそれぞれホットケーキ🥞を演奏→ 原曲だとイマイチノリが揃わない観客に剛くん「ロック、今のロックはおしゃれなアプローチしてるんで70sのロック行ってみようか」→🎸ソロ+ロック歌唱+ロック照明で会場大ウケ+2-4で爆ノリする手拍子→剛くん「日本人はこれやるとウケいいしみんなノレるんよ」で、歌ってるのが剛くんだろうが音楽に拒否反応を示した自分にウケてた。あーー良かった剛くんがロックじゃなくてファンクに行ってくれて!!笑 歌番組とか見てると3-5人のロックバンドとかよく見るしロックフェスも開催されてたりで、今の日本の音楽の主流ってロックにあるのかな〜〜〜とは思ってるんですが、その流れを汲み取るとすると私はアンチロックというくらいにはロックを聞かねえ人間だしロックがあまり好きではない人間なので……。剛くんのソロの音楽性がロックだったらケリーの現場には行ってなかっただろうし、好きな人間でも拒否反応が出るくらい音楽性の違いって大事なんですね、と解散するバンドに理解を示した。

 

9月 平安神宮

具体的な感想は個別ページに譲るとして。

暑い!暑い!暑すぎる!!!京都の夏は去年と比べても灼熱地獄でした。平安さんが始まる前の昼間がやばすぎて、京都駅からホテルに着くだけでもクタクタだし2日目の午前中は貴船神社に避難してました。やっぱり盆地+コンクリってやばいのかな。

今年の平安さんは全体的に穏やかめ。しかしその差分でセッションが過去一特盛りという感じ。レーザーツイスターくんも元気そうで良かったし無事目を焼かれました。3日目の終演後の月が綺麗だったねーー!!

 

tomoshb1.hatenablog.jp

 

9月 END RE ME

 

tomoshb1.hatenablog.jp

 

MYND、いつになったらフル尺で歌われるんですか???私は多分MYNDのブレイク後のブラスが入ってくる部分(通称第3形態)に並々ならぬ期待を込めている人間の自覚があるし、ここ最近のケリー、多分REになってからの曲でMYNDが1番好きだし、MYNDという曲を生み出したことによりまた剛くんが一歩アーティストとしての階段を登ったな(何目線?)と思ってるくらいにはMYNDが好きなんですけど

 

MYND、いつになったらフル尺で歌われるんです?

 

まあそれはさておき、suger market funkのアルバムを中心に今回のライブはケリーバンドという大所帯が、ポジションとか関係なくカオスに動き回り、しかし音楽という一つのツールを共有しているから一つのように見えるという、今までより一歩踏み込んだライブかなあという気がしました。ファンミもあったし客もケリーの船に乗れ(こっちの世界に慣れろ)ということでアップデートを迫られているのかもしれないね、という話。

 

 

9月 ラグタイム @日生劇場

なんで私がケリーライブをパシフィコじゃなくて愛知まで遠征することになったか。それは、井上芳雄の先約が半年前から入っていたからでした。

24歳フレンチ芳雄から一気に時代(と感情)は飛び1900年代初頭のアメリカへ。

なんていうのかな、感想にするのが難しい舞台でした。芸術家だった彼が6ドルのために指を傷つけて働いているとか音楽家だった彼が音楽は何にもならないと切り捨てたこととか父娘の宝であるムーブブックを悩んだ上で売り物にし娘も従順に手渡すこととか、そういう小さな(観客側の)心の傷つきが絶望へとなるので、ミュージカルとしての感想を残せず、まあ劇場に行くしかないよなあ………劇場に行ってイチから最後まで観るしかないよなあ……となってしまう

 

でも最後の何も混ぜてないような素材の味がするイエローオーカーの照明がセリの下から日生のラウンドに広がって、側壁までキラキラと反射してる光景があまりにも美しくて、あの瞬間だけ幸せな気分になった。

あと初日生は客席の電波遮断のレベルが段違いすぎてびっくりしちゃったわでした。コールハウスとして芳雄さんが憎悪とか煮え切らない思いとかそういう負の感情をびしょびしょに出してて、こりゃムーラン終盤の芳雄クリスチャンのcrazy rollingが激ヤバcrazy rollingになったのも納得だなあとなった。

 

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00752/00017/?i_cid=nbpnxr_parent

10月 チャリチョコ

なんか、なんか、ぬーーーーん???となったものその①かも 個別で書けてないのもそこにあるし個別で書いてない分ここが長くなりそうです。

もともと演出が多分肌に合わなさそうだな〜というのとフェスティバルホールなので盆はないだろうなあ〜とかを思いつつ幕開けて二日目に行ったんですけど、これ光一さんじゃなかったら私は一生見ることのないタイプの演目だったなと思ったし、でも意外と楽しくもあった。

割とガチ目に曲が耳に残らなかった。何回かリプライズしてるのはわかるんだけどねえ。舞台芸術はめちゃくちゃ頑張ってたし、だからこそ奇想天外ポップ装置が出てこない1幕がちょっと厳しかったかな…。結構演出が色彩の派手さに頼っているなあというところがあり、2幕の工場のシーンはもちろん(だからこそ最後のイマジネーションの部屋※が効く)(あそこのセリの下げ具合がツボです)1幕だって基本パステルカラー、フランス菓子のような配色だったんだよね。だから地の会話シーンならそんなに気にならないけど、チャーリー母が父を回想するシーンとかは結構浮いていたなあという印象。

2幕も工場のいろんなコーナーを移動するという設定上難しいと思うんだけど、シーンとシーンのつなぎ目でちょっとテンポ感が悪いところもあり、テンポ感みたいなのは初演なので致し方ないよね…とも思ってる。

 

舞台美術がしっかりとめちゃくちゃ作ってくださっててそれは本当に良かったな〜 ほんと全部プロジェクションマッピングとか液晶パネルとかでされるかな……とか謎の覚悟を決めてたので杞憂に終わって安心している

メタ発言あるのはまあ……帝劇って難しいよね……で流せたんだけど、その前にだぱんぷの「USA!」があったので演出家がメタ発言推奨してんだな〜〜と思うとちょっとな〜〜と思う とにかくUSAの振りする演出にはアンチになってしまう

でもキャンディマン光一ウォンカは良かったんですよ!!美味しかった

光一ウォンカの怒る時だけキツい言い方で他は「〜〜ですよ!」とか「〜〜なんですから」みたいな丁寧な言い回しが多いところが好きで、それもあって常時皮肉屋というよりは一見良い人そうに見えてそうではない、みたいな会話1往復でさえ帰ってくる反応が読めなさそうなところがキャラ立ちしてて好き。

 

役者さんって言葉の取り方でめちゃくちゃ個性あると思うんだけど、光一さんって結構喋り方も光一さん節半端ないんだなあって今回思った。光一さんからミュージカルを見始めた人間なので意識してなかったけど、喋り方間の置き方が結構個性的で、それを今回はあえてオーバーめにしてるから「なんかやべえやつチャーリーウォンカ」がひしひしと感じさせられる。光一癖がめちゃくちゃ濃い=特異的→ウォンカという変人、に結びつくのでウォンカならこういう風に変というわけでなく、こんだけ変だからウォンカなんだよなあ。光一さんがジョニデのことは忘れてねって言ったのが分かる

 

あと隠居爺。なんかああいう拗らせ拗らせた隠居爺本当に大好きで………それもロチェスター芳雄ジプシーみたいなこと光一さんがするって思ってなくて……

 

一幕の65歳ちょっかい出し爺の演技も老人のフリも、2幕のひょうきん卑屈ウォンカの演技も上手くて心惹かれる上にそれをやってるのが光一さんなのが新鮮で新たな一面が見れて嬉しい。多分エリザベート見て誰もが一度は無条件でトートにメロる、みたいな感じでウォンカを好きにならざるを得ないんだ思う。そしてそれをやっているのが好きな光一さんなので…(以下略) あの演じ方をされたらキャンディマンウォンカという卑屈で変ででも可愛い男のことを好きにならざるを得なかったし、それをやっているのが好きな光一さんなので…(以下略) 役としてめちゃくちゃ美味しい役だなと思いました。ちょっと演出変更して再演してブラッシュアップされたら大好きになると思う。

 

ガチ目に今年の3大癖男はロチェスター芳雄、矢崎ニースヤング、キャンディマン光一ウォンカです

 

 

※宙に浮かぶ最上階の虚無部屋を再現するためにセリを下げてその上に小さなステージを浮かべてる

 

11月 天使にラブソングを

おもろかった!オーブくらいの規模感だと振り切りコメディの方が私にはあっているのかもしれない。朝夏まなとさん回を観たんですけど肌塗りした朝夏さんはスタイルも相まってヤバいギャルみたいで面白かった。鳳蘭さんが上手くて上手くて…顔が綺麗で…上手くて…良かったです。絶対一回は見たことあると思ってたけど見たことなかったらしいのでびっくり。

 

面白いセリフ沢山あったんだけど絶妙にメタみたいなのの塩梅が上手かった、お前のことを言ってるんだUSA

 

あと高校生たくさん見るな〜と思ってたら秋の芸術鑑賞だったみたい。芸術鑑賞でコメディミュージカルは結構センスいいのでは??普通に羨ましくなった。

 

 

11月 ビロクシーブルース

久々ストプレ、内容重め。しかしながら1シーン1シーンの長さが丁度よくてテンポが良く、その上で時代背景が重いから敢えて笑える部分が結構あって感情の塩梅も良かった。

転換、引きずる、引きずる、並べる動作がそのまま軍隊服を着ていると「訓練中の動作」になってシーンとしては存在しない余白を適度に埋めてくれるの良かった 転換上手い舞台大好きです。

作中のブレーンはエプスタインだけれども作品の緩急も結構エプスタインが握っているところはあるなあと思っていて。このエプスタインを演っている宮崎秋人さんがとても良かったです。

 

 

12月 プレミア音楽朗読劇「スプーンの盾」

朗読劇デビューしました。榎木/日高/石井/安原回

初朗読劇にして生オケ付きという。プレミア音楽朗読劇だもんね!いやプレミアすぎるでしょ?!

姉御肌というより母性を感じる日高さんに寄せて昼公演と比べて自立してない榎木カレーム(えのき談)

石井さんの演じ分けと凄み、そして安原さんの台詞回しが好きなタイプの台詞回しで結構良いのでは?と思う組み合わせでした。そしてやっぱり役を降りた時の榎木淳弥のあのスンッ…みたいなおもしろ虚無おじさん(渾名)感が堪んない。

 

12月 KinKi 東京

大阪も行きます!!元気そうで良かったって言ってたのが嬉しかったし、開幕からぶち上げてすごくアイドルしていて懐かしいし珍しいなとも思ったし(戻ってきた)、ここ最近の環境の変化を忘れてて生きていたので最後のMCでは、序盤はあんなにも不安を感じさせないような景気の良さでやっていたのに、それをしながら内心でずっとこの挨拶をしようと思っていただんだあとなったし、そうしてあえていうことにとてもKinKiらしさを感じました。

シュレーディンガーミリしらならぬ0シラで行ったので、アンコールでスタンドマイク持ってきたときに、三八マイクかと思って、今から漫才すんの??とか思っちゃったすみません。多分ウィアコンのせい。

 

12月 ベートーヴェン 日生劇場

なんか、なんか、なんか、ぬーーーーん???となったものその②かも。

フレンチを食べにきたら、いやうちは創作フレンチの店なので…と言われて、創作フレンチがとても美味しかったので舌鼓をうち、さあ続きを!!と思ったら二幕から従来のフレンチを出された。というかんじ。

 

一幕がやばい。ここにきて今年一番歌い上げる芳雄さんを見た気がする。例えるならばcrazy rollingを多分4回くらいしている。あまりにも2023年芳雄の総決算というか集大成というか、芳雄のフルパワーを歌でもセリフでもそして最後の最後に体を使った無言の芝居で見せつけた特大の井上芳雄でした。

一幕はね

一幕はね!!

ベートーヴェンマッシュアップベートーヴェンに載せた歌唱ということで歌い上げがすごいというか一幕マジで話はそんなに進まないけどやばいくらいに歌い上げてて最高。やっぱり普通のミュージカルと違う感じなのね〜と思って幕間は結構テンションが上がってました。でも二幕があまりにも一幕と思考が違かった。

 

これに関しては色々と話したというかこのモヤっと感を喋っててある程度自分の中で至った結論が、ベートーヴェンがタフすぎてシリアスにならないせいなんじゃないかなということ。今の話の構成だと二幕でベートーヴェンにそこまで悲劇要素がなく、でも作品として悲劇は必要なのでその部分をトニ(花總さん)がやる。そうすると一幕でトニ周辺の物語の分量がなかった分二幕でそこに時間が割かれる。こうして一幕と二幕の時間配分や脚本の山と谷の配分が上手くはまらなかったからモヤッとしたんじゃないか、そしてその原因はクリエイティブスタッフというかそもそもベートーヴェン自体が物語にしにくいんじゃないか、という結論に至りました。

 

良かったのよ。花總さん→しゅがさんの「フランツ!」だったり芳雄さんの「嘘はつかないでくれ!」にこれどっかで見た!となりつつそれがむしろ年末のお祭り感があったし、音楽は濃厚でみんな上手かったし、1幕のラストの盛り上げ(セット)は必見なんでないかな〜と思います。神戸千秋楽が配信されるみたいなのでその時またガッツリ見るかも

 

今年は芳雄さんのミュージカルを全部(現地で)皆勤賞してました。光一さんも全部、剛くんはライブはバラードライブ以外は行けたかなあという感じでした。結構バラエティに富んできたと思うけど、相変わらずライブはKinKi関連のものだけだし、KinKiがアイドルを辞める時がそれすなわち私がドルオタを辞める時なんだろうなあと今年も思いました。

来年からは多分数がグッと減ることになると思うんだけれども、たくさんエンタメに触れられるといいな!と思います。

ブログは全然更新してなかったんですけど、こんな状態でも見てくださってる方がいてくれて嬉しいです〜。まずは制作発表が来る前にSHOCK2023の感想をまとめ上げるか、今のKinKiコンの感想を書き切りたいですね。感想は未来の自分へのtake home messageだからね!

それでは良いお年を!今年の年越しは光一さんのインスタライブだー!

 

 

マジ愛MYND in 愛知!

本気でMYNDのためだけに愛知に来た。本気と書いてマジと読みます。

 

※タイトルははてブロについてるAIがつけたものです

※2023 END RE MEの感想です

 

ファンミで今年のケリーツアーが発表され、やったーーーー!!!!となったのも束の間パシフィコ9/29に絶望し、唯一の土日奈良に賭けたら惨敗し、色々あって一般で名古屋を取り名古屋に行きました。

 

 

Super Funk Market

後半行かずにアウトロアレンジ

幕上がりと同時にピロピロピロンの入店音が鳴り、みんなお辞儀してるので入店させてくれた気分になるしド開幕からレーザーブン回しされるのでドドドドテンション上がる

原曲2:22〜以降の展開はなし 

アウトロがアレンジされていたような気がする、アウトロがついていた記憶があります

 
MYND

掛け声→ギターソロもあった気がする、2:30までは原曲通りな感じ 要所要所ブラス参加してた

2:30ドラムレス「この心にたどり着け」×n (>8) 白いレーザーとともに剛くんが腕を上に伸ばしながらここを歌うのでたまらん

 

デデデデデデンのキメがやっと一年越しにできて本当に嬉しくて全身駆け出しそうだった

そしてりんさんしじまさんのラップ(?)が始まりマジで今まで聞いたことのないパートが始まり本当にびっくりした そしてなんか曲が終わりバックモニターが墓場になり依存 beatを歌い出しそしてみんなゾンビになった………

依存 beat(原曲)
Everybody say love(原曲)

間髪入れずにど頭から やっぱりあのイントロ何度吸っても擦ってもおいしい 最高 ハイになる 1-2-1-7のドラムに合わせて手をブン回せてハイになりました

 

レクチャーとファンミの時の曲→FUNK TRON(テンポがイラザー寄りで早い)

イ、ラザー イ、ラザーのときに手をEにして腕を曲げる動きしてねって言う時に「真面目すぎて遅くなっちゃう人がいるんですけど。まあ真面目で損することないですから全然いいですよ」みたいなことを言っていた剛くん

イ、ラザーの振りのうちイが裏拍、ラザーのラが表なので剛くんも2回めのイ-ラザーの時にイ、ラザーって手を一度止めてから自分の体幹側に寄せてるのを見て嬉しかった(?)

 

LOVE VS LOVE

音楽を終わらせよう平安版的な感じの特殊イントロにのって始まるLOVE VS LOVE

正直歌い始めるまでLOVE VS LOVEとは分からなかった。ラッヴィッラヴ \ハッ/なサビ。なんか掛け声があった。

 

ブレイクして間奏というか、1サビから2サビのアップなところは平安神宮版の2回めのサビよりもやや1回めのサビに似たやつ。8拍めにガシャン!と鳴る音はスティーブさんの下手正面にある棒2本の音から鳴るやつだった。このブレイクの時に青いライトな照明から、青白レーザーが下から上にグーーッ!と手前に伸びながら剛くん側が赤いレーザーに包まれている風に変化して、すごく上陸したーー!!と思った。

2回めのサビは平安神宮の2サビに近い感じがした。金物音はオープンハイハットな気がする。

 

Rain of Rainbow 平安版

照明もレインボーしてたし、ガッツリフル尺で歌ってくれたのでこれはこれからも定番になるんじゃないのかなあと思う。多分.ENDRECHERI.になってから一番主題として扱いやすい立場にあるんじゃないかなあ。

 

 

平安2023版1コーラス→原曲

前半はピアノイントロがちょっと違うかもしれないくらいでほぼ同じだったんじゃないかなあ。平安の時もイントロ長めだなと思ったのでもしかしたら同じかも。いやでもひっかけは平安よりもよりポップに感じた。この時の照明が上から下を水面みたいにチルな明かりで灯してて綺麗だった。

(ピアノとブレスの位置も見えるし休符の位置も見える歌い方を)

が!原曲になるのである!!

おかえり!勃!!今回の照明は赤。激しい。勃ですわ。リリックビデオもおかえり。

 

 

 

cho_cho_chocol@te

死ぬほど2-4で刻んでくる。サビは振りもあるしみんなに踊ってもらえるようにという意図を感じたりする。

おおむね原曲通りだなと感じたんだけど、今CD聴いてもなんか全体的に物足りない……となってしまっているのでなんかがゴリゴリ効かせていたんだと思う。ベースかなあ……。カカオでしょ??オーッホッホ!!!

choco choco love choco love…a…モグモグモグ!が実際やってみるとめちゃくちゃ楽しかったしあの時だけは私でもぶりっ子になれる自信がある。あモグモグもうgood!!

 

Pretty Phantom

落ち着いたりアップになったり色々と変わる。変わりすぎて記憶がない。予習が足りませんでした。もしかしたら一番このセトリの中で「歌い上げ」のナンバーだったかもしれない。最後一旦ブレイクして、拍手があったりして終わるか…?!ってなった瞬間アウトロをなぞるように半音ずつ上がりそこに剛くんがロングトーンを重ね、これはもしかしてクリスタルライトか?!と思いきやkeyのギュイーンからのルイスさんのハイノートでMOTHER SHIP入り!!!!優勝!!!

 

YOUR MOTHER SHIP

実家のような安心感。最後にSHIPに乗せてくれてありがとう(?)

 I, Knew Me

nanana…のときに上に伸びてね。とのお達し。「これ(横に手を大きく振るやつ)は卒業したいねんな」と言ってたんだけど超絶わかる〜〜〜!!しかしケリーバンド側が細かいリズムを重ねてるのに腕をビョーンと伸ばしてるのがなんか凄くもどかしくて辛くて、「自由に腕伸ばして気持ちよく泳いでね」とのことだったので最終的に私はクロールみたいな状態に落ち着いた

 

 

アナウンスからのセッション

セッションがいきなりG→Tb→Cho→G→Tp→TS→Bで序盤からブチ上がりでハイノートフラジオマンマンのハイテンポだったから十川さんとかのパートどうするんだろ?と思ってたら、アナウンスでぶった斬るの面白すぎた笑

今日のセッションは岸田さんがヤバヤバのヤバだったな…………めちゃくちゃ手も足も崩しにきてるかと思ったら実は全部左足でハイハットは鳴りっぱなしだったっていうヤバ……あとルイスさんソロカッコ良すぎて何も覚えてないけどハイトーンかっこいいし音色大好きだし本当に好き。あと剛くんがそのルイスさんのハイトーン中に煽りに行ったりかわ島さんがフラジオしてる時にも煽りに行ったり思いっきりベルに近い方向に躊躇なく歩きに行っててそこだけは無性に泣けた。セッションここ最近ホーンはホーンでまとめられちゃう事多かったけど今回一人一人ガッツリ長尺でソロ聴けて嬉しかった。

 

Wedding funk

いつもの!YOU!ME!LOVE!!

 

 

今回のケリちゃんツアーを上から見れてよかったなあと思ったのはケリバンドのやってること色々見れたから このタイミングでアレ叩いてんのねとかはそうなんだけど、この人とこの人が絡んでて…みたいなのを全景で見れて耳からだけじゃなくて視覚からバンドが音楽を楽しんでるのが分かってよきだった。

コーラスがコントしてたりとか踊ってるかと思いきや楽器吹いたりとかそれぞれのポジションに関係なくしっちゃかめっちゃかで、でも同じ音楽を共有してるから不思議と一つに見えるし、だからこそよりケリーとしての世界観が密になってきたなあって思う だからバラードは分けたのかなと思った。

ケリーちゃんが世界観を表すときに、衣装とかそういう視覚的な段階から一歩かっ飛ばして、ステージ上のバンドスタイルで観れるようになったのが嬉しいなあって思う。その世界観を徹頭徹尾するにはバラードは相反するものだから、だからバラードライブは別開催として分けたんじゃないかなあと思うなどしたな。

平安さん2023

 

平安さん、2023年の9/2(土)9/3(日)に行ってました。

 

今年のテーマは片手に笑顔、片手に涙をのせ、合わせて愛になること

そして今の人生を生きることについて

だと

 

 

1.シンジルとウラギル

marketアルバムに入ってるアコースティック版をベースに、より平安神宮サウンドにするために木琴のような音を加えたアレンジ

バラードなんだけれど、たとえば「るいそうがながれる」の部分で顔から伝わす動きをしたり、それ以外にも歌詞の意味合いを拾う動作の他に音の動きを混ぜるような動作をしていて、踊る人だなあ…と思っていた

 

2.ある世界

まさかこれを歌ってくるなんてなー!シンジルとウラギルからシームレスに繋がり、同じ温度感のアレンジ。むしろ1番はこちらの方がよりピアノオンリーで音数を絞っていたかも。

2小節をひとつの塊だとして、1小節目の1であかりを二段階つけて、3で一段階落としていたのはこの曲だったかなあ。とても綺麗だった。

「ひとは求めるものではないね」でグッとこの部分だけ声を強めていて、凄く主張を感じた。

シャボン玉出てたのもこの曲。

 

3.愛を生きて

バーン!!とイントロからド派手な音!!多分原曲よりももっと音がキレキレだった気がする。レーザーツイスターくんもピンク!緑!ピンク!紫!と暴れる暴れる。時々目がァ!となる。

序盤ずっとドラムが2-4でタムをバン!バン!と叩いてたんだけど、ファンミの「ロックなら乗れるんだよねみんな」「日本人は2-4なら取れる」等々の発言を踏まえると、色々と勘繰りたくなってしまう。仕方がないと思う()

一度メロウにしてから、終わる終わる詐欺があったのはこの曲かな。何回かアウトロを繰り返していて、一回なんて歌い切って5秒くらい無音の時間があってからまた再開するもんだからびっくりしてしまった。

そうやって一度落として、バスドラでだんだんと勢いつけて〜〜〜〜〜????

4.Everybody say love

キタキタキタキタ!!!!ヤッターーーーーー!!!!大優勝ギター!!!噴水もハイっ!(ぱしゅ!)ハイっ!(ぱしゅ!)って吹き上がるよね最高。噴水は赤かった。

「もしも 世界が気付く時がくるなら」のところも毎回毎回本当に大好きで。ドラムが1回2回1回7回タタタタタンッってやってるところ。本当に好きなので毎回指をタタタンとやって数えてしまう。

 

5.インスト

3日目、この日はとっても晴れていたので平安さんに映る映像も綺麗なんだけれど見上げると星空が見えてて、凄く秋の夜空を感じた。

例年に増してより抽象的な映像だったんだけどあれはなんだったんだろう。要所要所に差し込まれてた音が女児アイテムから鳴りそうなかわいい音だな〜とか思ってました。

 

6.say anything

リムショット!デッ デーンで3日目はことあるごとに剛くんがこの部分を腰でとってきててちょっとエロかった。マジで毎回腰で取っていた。2日目は頭だったと思うんだけど。

最後にかけての盛り上げ方がすごいなあと思って。グッと一息で歌うの。吸った息以上を歌声に還元して肺どころか脚の所から空気を押し上げて体の中に響かせて口から放出する感じ。

 

7.LOVE vs LOVE

正直言って2日見て未だに処理できていない。展開が変わりすぎでは???

①ピアノでサビまで→②間奏からギラギラ(マジで激しめ)→③またちょっと落ち着く→④原曲よりサビ→⑤バラード日本語歌詞→⑥原曲のようなサビ

初めて見た時、ピアノ一本にしては剛くんの歌声がガンガン来てて、これは…?これは…?と思ってたら、サビのど頭からガツーン!とブラスもドラムも入ってきて勝ったぜ!!とガッツポーズをしてしまった(何に勝ったんだ?)

②はベースが多分めちゃくちゃスラップしてて

④は原曲のよりもファンクギターがよく聞こえて(原曲のラスサビのイメージ)

⑤は剛くんの歌い方自体がバラードになっててピアノ主体のフレーズ

⑥は原曲のような泳いでいるような穏やかでもリズミカルな感じ(原曲の1サビのイメージ) 後半にかけて推進力もマシマシにしてたし

 

2日目(下手)で見てた時はスピーカーからめちゃくちゃ金属質なシェイカーの音が②でも④でも聞こえたのね。アレンジかな〜?って思ったら原曲にも1サビの時点で入ってて音拾えてなかったなって思ったんだけど。(なお原曲の数倍の音量で聞こえた)

3日目(上手)からはそのシェイカーの音マジで聞こえなくて。⑥でスティーブさん見えたんだけど、動作的にボンゴ叩いてた気がしたんだよね。

LOVE vs LOVE 、全然処理できてないです。謎が謎のまま終わってしまった………

 

あとアウトロすんごいカッコよかった………………。原曲から大きく変えてきたわけではないんだけど、展開が多くて凄く好きなアレンジだった。

 

8.街

私は街をすんなり聞ける日とすんなりとは聞けない日があるんだけれど、2日目は私史上1番すんなりと聞けた、なぜか。

3日目の記憶しかあまりないんだけど、凄く1番の歌詞が外に向いていて、逆に2番の歌詞が内省的で。「このカラダまだいけるさ」からはエネルギーが凄まじくて外向きとか内向きとかそんなのに分類できなかった。

照明は1番(白)→2番(黄色)→ラスト(白)で、「このカラダまだいけるさ」からはステージの端々からのライトが剛くんの頭上で収束する形で。本当視覚的な演出は内省的なんだろうけど、歌声がそれをぶち破っていた。

 

剛くんが歌い終わった後サッとギターを手に取ってその転換の速さに驚いてたら、フィルインからのそのままテンポアップしてギターソロに繋がるんだからびっくりしちゃった。あまりにもLove Fighter。Love Fighterすぎる。街で青白レーザーが飛ぶとは思わなかった。レーザーツイスターくんが動く日が来るなんて思わなかった。

 

9.勃(とってもとってもバラード)

終わった後にフォロワさんと「あまりにも勃が丸くなりすぎてビビった」とビビり散らかした勃〜keyboard arrangement〜ちなみに照明は今年は赤でした。(勃の平安さんでの照明遍歴は2021赤→2022青→2023赤)

今回の平安さんのバラード全般に言えることなんだけれど、ケリーのバラードってバラード(というかキーボードだけ)でも気づいたら体が乗ってるからすごいよね

 

10.気づいたらあなたへ生まれ変われる今日をになっている

勃つ(たつ)から発つ(たつ)になっていった。

でも歌ったの超絶一節だけじゃなかった?!気づいたら終わってる。びっくり。

 

11.いま あなたと 生きてる

平安神宮に光の柱が立ったよ。

かわ島さんが銀テナー持ってきてるってインスタの方で見たので、歌うかな〜?と思ってたのでちょっと嬉しい。多分原曲ママ。

いまあなたと生きてるなあ……

 

12.セッション

今年、セッション強くない???? 

去年とか2020が異国情緒(セクションによる音楽ジャンル旅行)(で全てのセクションを並列に並べて最後に剛くんがリフターに上がりキメる)だったのに対して、死ぬほどゴリゴリに緩急つけまくっててブチ上がった。

これは多分セトリがここ数年に比べて穏やかな分、激しめ要素をこっちに持ってきたのかなあと。

 

key→key→key+key→(ベース普通に弾いてる)→G+G→コーラス→B(剛)→B+Ds→全体フレーズ→perc→key(剛くん)→ホーン→G

だったか

9/3はキーボードのお二人が開幕からガン攻めしててテンション爆あがりだった。バトルソロというか掛け合いなので普通フレーズもじりでいくところをもじったと見せかけてリズム崩すどころかコードからガン外ししてきたのあまりにも攻めすぎでは。key(剛)で綺麗めになった後にホーンが夕焼けのエモい空気を奏で……と思ったら剛くんがギターに持ち替えて最後ギラギラ宇宙空間にぶっ放す系セッション。

最後の最後に秋空(いうて激暑いけど)の下、テンションぶち上がるボーカルがいるラージコンボよりもでかいバンドの特大セッションが聞けるの、贅沢だよねえ、と思うしセッションのために平安ざん来てるところもあるし、セッション最高だなあと思う。 

セッションの最後、9/2みたいに上の方だけ鳴らせてハウらせて終わらせるのもかっこよかったけど、9/3みたいにグイーンと鳴らす合間に1弦ずつ弾いていくのもかっこ良すぎたな。何はともあれ最後の最後にhybrid funkの一節だけ弾いて去ってくのはかっこ良すぎてずるい。今回リフターがないんだけど、ないから余計ラストノートが自由だし、ぶち上がれ系で〆てくれたので助かってる。命が。

 

今年も平安神宮に来れて良かったなあ。去年の段階で今年はもしかしたら全日程参加不可能な可能性もあったので、一年ずっと平安神宮は…平安神宮だけは…!と思ってたら、無事今年も行けました。ありがたい。来年も、来年は一日だけになってしまうかもしれないけれど来年も絶対また行きたいな。あと京都の気温はもうちょっと落ち着いてほしい。

 

2023年の平安さん