もち

さよなら3月またきて4月

雨の打つ音が好き

浜辺から築き上げたものの力強さを侮るなかれ

KinKi Kidsの高純度romanceについてくるピアノコン(2022コン)の、もしかしたら多分ついてくるんじゃないだろうかと考えているとあるanniversary前の映像について、記憶だけでめっちゃ壁打ちしとく。今のうちに。

 

本当はふせったーでやろうと思ったんだけれど、色々あってこっちの方に………まだコンサートの感想も書き残せてないのにね………

 

※暗いよ!!!

コンサート翌日のツイート

KinKi25年振り返り映像、遠くからなんか白い線迫ってくるなあ〜と思ってたらオシャンな1997で、その後の映像構成も良かったので(アニバyearにデザイナーさん付けてきた!ヨシ勝った!)と歓喜したりもして。 1997→2000→2005→2016→2020と順にジャケ写やライブの映像とかがモノクロで映る

やっぱりデザイナーがちゃんと付くと嬉しい

 

 なんかもうどうしてもどうしようもないんだけれど、去年はずっと「ジャニーズ25周年問題」が頭の中をチラついてた。ジャニーズグループは20周年から25周年までに必ず悪いことが起きる、というジンクスのこと。この言い方が好きじゃない人がいるのは知っているけれども、ファンにとってはグループがなくなる・いないことの点においては同じなのでこの言い方をします。

 それもここ数年は、「自らの意志で活動休止・解散」を選び取ったグループ、かつ、推し(自担)だったので本当に本当にずっと考えていた。もはや夏を超えたあたりからは25周年が怖い、としきりに呟いていたと思う。

 

 色々考えた。自らグループをやり遂げること、なぜそうするに至ったか。40代ジャニーズのセカンドキャリア。「ジャニーズ」という名前が障壁になること。KinKiは20代からセカンドキャリアを歩み始めているし、障壁ともうまく付き合っている気がするし、何よりもソロという「自分の場」を持てているのだから大丈夫だろう……。(光一さんにはサードキャリア問題が出てきているけどここでは関係ない)じゃあなんだろう、やっぱり健康でいることを祈るしかないよな(尻目にツアーの合間に平安神宮やる剛さん、3ヶ月89公演やりながら打ち合わせとかもしてた光一さん)うわぁああああぁあああああん2人とも健康でいて……!!!(しかしステージが好きなオタク心)2021年の後半はずっとそんな感じだった。

 

 実際カウコンで25周年メドレーを(anniversary1曲だったのにメドレー表記とは)(メドレー表記だったよね?)歌われた暁には、anniversaryに泣く自分と、とうとう25周年がKinKiの番になってしまったの両方の意で泣いた。

 
そしてKinKi側から直接、「25周年イヤーに入ったよ」と初めて明確に言われたのがこのムービー。

 この時会場本当にシン…として(多分)涙ぐむか感慨深く見てたのに、2020の文字の時に1番どデカく映ったのが「鏡餅と橙」であの瞬間だけウッwwwと皆さん笑いが堪えられなかったのが凄く面白かった。なんで「鏡餅と橙」を1番に持ってきたんwww 

ハピグリ/シンクリのジャケ写の顔面の威力半端ないよね。

 KinKi2人だからさ、特に初期とかは顔面ドアップが多いから、2人の変わってるようで変わらない顔つきとか、髪型とか、変わっていく目つきとか、ずっと追えるの。まるで1人分の人生を振り返ってるみたい。わたしのムービーへの最初の感想がお葬式みたい………(本当悲観的オタクで厄介)だったのでね。

 当たり前だけれど、2人で振り付けを作ってやった時の2人も、嬉しくなっちゃってMCでキスしたりした2人も、シャンプーの向きでお前とは絶対結婚できへん!ってふざける2人も、カメラの前で自慢の大胸筋でオシオシする2人も、全部同じ脳みそなんだよなあ。

2016→2020の移り変わるときに1番大きく出てたのがウィアコンslave makerで背中合わせのギターの剛・歌う光一のソロの待ち合わせの瞬間で、やっぱりあれは転換期だったのだなと思い。あの時ジャニーさんがKinKiのステージで今までやってきたソロのこともやってみなさいと言ってくれたことに本当に感謝
この時ピアノの薄荷で、多分その尺では弾いてないんだけれど、「君だけが僕が選ぶ人 竜巻みたいな時代に生きても 君となら上手にやれるさ」が脳裏によぎって、もうなんか末長く2人で一緒に歌を歌ってて欲しいし死ぬ時はステージの上で二人同時に死んでほしい 
 普通周年ムービーって感動かお祝い風に寄せてくものだと思っていたけれど、あの映像はなんか違って。微笑ましい瞬間や記録の映像もありながら、鏡餅と橙という笑要素や、slave makerの待ち合わせがフィーチャーされてたからかもしれない。
 あの2人が、KinKi Kidsが25年築き上げてきたものが、こんなにも素晴らしくて力強くて、素晴らしいものなんだぞ、と。この2人にしかできない表現がある。紆余曲折を経て、これだけの表現を身につけてきたんだぞ。となんか、「だから信じろよ」くらいの力強い衝撃をくれた。
 それまでずっと「25周年が怖い……」「何で人間は歳を取るんだろう…」とかずっと後むきに考えていた自分を、マーーージくだらんこと考えてる!!くらいの勢いでぶっとばしてくれそうななんかおっきなパワー。
 25周年のジンクスくらいぶち破ってやるぞ、みたいなそんなパワーを感じました。だからその時、KinKiは戦うんだなと(何と?ジンクスと?解散だのなんだの揶揄する◯◯関係者と?)なんか確信した。
 
本当に、本当にいいムービーだった。これに合わさる園田さんのピアノの薄荷キャンディー。いい塩梅にメロディと伴奏部分が混じり合っていて、歌詞が思い浮かぶところを指す意図があったんだなあと思う。「静かに満ちてくる 波のつづれおり」とか。
砂浜ってまさに母なる海が陸に上がるところ、母体から出ていくところ。始まりの場所。
そこからつれなす2人の物語をこうして、今、ここで、みているんだなあと感慨深くもなった。

 
まあね、つまりはあのムービーが本当に最高だったんですよ。KinKiの物語とパフォーマンスと、歴史と、そして堂本剛という人と堂本光一という人の、2人の人生の走馬灯を、そしてこれからをみているようで。うまく言えないけど。
これをね、私はCDの「Anniversary from KinKi Kids Concert 2022」の中に入っていると思っているよ。
 
KinKi Kids 44th single 高純度romance 2022.03.16 発売おめでとうございます!!

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高純度romance 本日発売!
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これでなかったらどうしよう……