もち

さよなら3月またきて4月

雨の打つ音が好き

(2022-2023の)KinKiコン感想

今日は2023年12月16日!!KinKiのコンサート!

 

しかし!

 

去年のコンサートの感想が空中分解したままメモに残りっぱなしなのである!!!

 

なので一部かけてないけど、このままスマホに入れっぱなしにすると機種変更とかで消滅する可能性があるのでネットの海に放り投げます

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ヒロミツはなぜコウイチを殺してしまったのか

2022-09-07

 

以前noteにあげたもの(https://note.com/tomoshibi__/n/n0625e24e7ab0)をそのまま移しただけ。

noteの方はいずれ削除します

はじめに
北山くんのこと、あまり存じ上げておりませんでしたので、全くの先入観なしで観れて新鮮でした。

ヒロミツ、1にステージ、2にカンパニー、3にコウイチって感じのライバルで、ステージを愛している気持ちがあってとても好きなライバル。
1幕の公演の一人でシェイクスピアやってろとか割と軽口気味だったり、少しお調子者な面を見せてカンパニーないの立場を作っていることだったり。自己確立の点においてコウイチとのシンパシーを感じてしまって声にならない悲鳴が出そうだった。

1番に立てるスキルがあるけれどあえて2番手にいるようにそしてコウイチが輝くように助力していた面があったのだと思う。まあでもコウイチの「リーダー」としての大変さは分からないんだよなあ………。別にヒロミツはリーダーになりたいわけではないと思うけど、リーダーであることが皆の注目を集めるのか、皆の注目を真っ先に集めるからリーダーになれるのか(他に注目を集める人がいるからリーダーになれないのか)は鶏と卵問題なので。リーダーであることとスターになることは同じことでもあるけれど、必要とされる要素は別で、そしてヒロミツは特に前者が少し足りなかったのだと思う。

ヒロミツは自らが2番手の立ち位置にいることを許していたり(オフブロードウェイにおいての2番手は3番手と実質同じ)、MOVE ONも小慣れて完全に自分のものにしているあたり、ちゃんと「ステージを成立させる」ことを重視する人なのだと思う。コウイチと同じなんですよねこういうところ。

だからある程度(許せる程度)コウイチとそのカンパニーのために削っているところ、我慢していたところが常々あったんじゃないか。そんな状況下でコウイチがいないとやっていけないじゃない!なんてリカ(同じく2番手3番手)に、自分と立ち位置が最も近い同族に言われたら、直前までシェイクスピアやってろよぉwだったのが「お前は黙ってろッ!!」ってガチギレするのもわかる。最初絶対DV夫になるじゃんとか思ってごめん…。

「俺は俺のやり方で進んでいくんだよ」というヒロミツは多分「ヒロミツのやり方」である程度成立させられそうだし、別にカンパニーの中でそのくらいの色は出しても許されると思うんだ。ヒロミツは俺のやり方で進んでいくと言ってもカンパニー内でやるのならば周りにフィットするような形でこなせるはず。なんたって客観視して飄々キャラを作るような男だから。コウイチと同族だぞ。
 そしたらコウイチに周りが見えなくなったらおしまいだぞってちょっと上から目線に言われるの、ムカつくよなあ。勝手に心配した気に、世話焼いてるような気になりやがって!!って新聞を投げ捨てる。でもその新聞を拾うのがコウイチのリーダーたる人の上に立ち導いているが故のキャパシティの広さを表していている。(なお新聞がセンターまでふっとんだので若干コウイチさんはへの字を書くようにして新聞を拾って行ったのだった)(コウイチさんは掴みかかることはあれど新聞を投げ捨てたりはしない)

 オンブロードウェイの楽屋裏、実はここで1番焦って周りが見えなくなっているのはコウイチ。毎度毎度必ず評価がついていつ終わるかもわからないオンの世界で、コウイチはあの手この手と手数で不安を打ち消そうとしている。それにカンパニーは対応できていた。しかしスタッフはどうだろうか?ついてこれなかったんじゃないだろうか。
 ヒロミツはコウイチ同様オンに対する焦りを抱いていて(ミスをしてしまった時は当事者なので動転のあまり視野が狭くなってしまっているが)、ヒロミツの言う「言わないことがいいことなのか?何かあってからでは遅いんだよ。だから俺が代表して喝入れてやってんだよ」はとっても説得力があった。コウイチとカンパニーのためのガチ正論。
 そのヒロミツの言葉を状況を見てリーダーとして折らなければと駆られたコウイチが持ち出したのが、「カンパニー全員が対応した。『お前以外はな』」というカード。
 反論しずらい直前の落ち度を指摘する上に「もうステージに立つな」と切り捨てられてしまって。その言葉が、ヒロミツが踏んで来ずなんだったら遠ざけていた超えてはいけない線を一気に踏ませてしまった。

 コウイチは「そんなにやりたければやればいいだろう、俺抜きでな!俺の立ち位置もヒロミツ、お前がやればいいだろう!」と言ってくる。コウイチ含めカンパニーのためを思って発言していたヒロミツからしたら、もはやコウイチから裏切られたも同然。えっ?と驚きのあまりヒロミツは抜け殻のようになっていた。 
 余裕そうな飄々とした1幕前半の様子は鳴りを潜め「コウイチにも何か考えが…」って言ったショウを結構な勢いで突き飛ばす。(あまりにもショウが可哀想過ぎておいおいそれはやりすぎだぞ!と心の中でツッコんだ)
 この時のショウ、尻餅ついて自分の目の前を通り過ぎるヒロミツに対して信じられない、という唖然とした顔をした後立ち上がって、なんなんだよアイツ!と腹立たしい感情で顔を拭っていた。この時ヒロミツはショウからも見限られたんだろうなと思う。こうしてカンパニーが崩壊する音が聞こえてくるの切ないね。

ここでちょっとコウイチageを挟むけど
 こんなにバッグで色々と起きているのに「二幕始まるぞ準備しろ」と言うコウイチ、切り替えるのが流石リーダー座長だしここで一息いれるコシオカさんはナイス右腕。割と淡々としているカンパニーの参謀役。
 ヒロミツにsmgoかよ、と言われてコウイチが上を向いて刀に手を当てる楽屋裏終わりのところでグッと堪えて、切り替えるのではなくてため息を呑み込むような顔をしていたのがとても良かった。リーダーに求められる素質というのは時にはこういう複雑なところを受け止め、時には飲み込むことなのだと思う。
 飄々としていたヒロミツがポツリと溢したsmgoかよ、という本心にも寄り添うように刀に添えられる手。ヒロミツの気持ちを受け止めて否定はせず、でも目の前にある道を走り続ける男、それがコウイチ。
〜コウイチageタイム終わり〜

 コウイチが真剣を自分側に寄越してきた時にヒロミツが無のような表情をしていたのはコウイチを嘲笑うでもなく、おちょくるでもなく、これが俺の選択なんだと言わんばかりの表情。ヒロミツにとって多分一生で最初で最後の反抗になるはずだったと思う。
 その証拠に本物の刀を持って来られた時もヒロミツはちゃんと「役」を全うしてステージの上に佇んでいたし、逆に真剣に動揺したコウイチがステージに服もろくに着られず出てきたヒロミツの写しだった。
 この部分から2幕でのコウイチの「ステージに対応できなかったのは俺の方だった」にかかるので、この《刀を突き刺した時に表情を変えないライバル》をみて、こういうライバルが欲しいと思っていたからめちゃくちゃ興奮したな。

2幕、コウイチを失ったヒロミツは特技の《客観視》を失ってしまったことがありありととれて切なかった。
 例えばシェイクスピアシアター。「役(リチャード3世)」とヒロミツの声を使い分けているのだけれどヒロミツとしては1幕の飄々としたなりや強情なときの芯のある姿は完全に消えすごくナヨっとした声になってて、やっぱり変わってしまったんだなあと。取り繕えなくなってしまったんだなとあまりの変わりように胸が痛む。
 平坦なhigherもそう。higher〜⤴︎とがなり上げるのではなくて、息苦しそうにhigher⤵︎と落ちてくのがヒロミツの現状を指しててた。んでその後にピョコって出てくるコウイチ(めっちゃ二の腕鍛え直してた)
 コウイチが動いてると知った時のヒロミツは最初驚きと少しの安心感で言葉を落とすようにコウイチ?と呟き、そこからずっと袖でチラッと振り返りまた顔を背け感情のやり場のないままジャケットをぶん投げてて、やっぱりバランスが取れてない。ヒロミツは一年の間ずっとこうして自分の感情がままららないのだなあ。苦しい。

 リカにナイフを渡し「俺もう救われねえんだ」というのも、もう自我の半壊というか、ヒロミツ自身も自分の心のバランスを取れてないことを自覚しているし、意識を失う・この世から自分の感情・存在を消す、死ぬことしか逃げ道がないと、そう考えている。

 コウイチの死を知った時受け入れずに逃避反応が入った後、オーナーにかけよって嘘ですよね嘘って言って、いってよぉ…、いえよぉ……って幼く稚拙になっていくのは頭脳派なヒロミツの姿とかけ離れていた。コウイチの死というのはそれほどのショックだった。リカの言葉も皆には響いていたけどヒロミツは空虚にかえり過ぎてなにも響かず、そんな空洞ヒロミツの心を取り戻させたのは同族たるコウイチの言葉だった。

「俺たちはひとつ苦しめばひとつ表現が見つかる、ひとつ傷つけばまたひとつ表現が作れる ボロボロになる、その分だけ輝けるんだぞ」

 ヒロミツの肩に両手を当てながら、じっと目を合わせて真剣に、でも優しい表情をしたコウイチが自分の持つ全てをヒロミツに受け渡そうとしている。継承とかではなくて「あげる」という感じ。この思いをあげるから、もうすぐ消えゆく俺の全てをあげるから、戻ってこいと言う。
 「殻に閉じ込めるのはよせ」と言うのは他人に見えない殻を強いていたかもしれないコウイチが死んだから言える言葉。生き急いだが故に殻に収める原因を作ったのはコウイチだから。

 ヒロミツの心もようやく呪縛から解き放たれたように丸裸になって。背中を向けたコウイチの腕を引っ掴んで「もう一度ステージに立たせてくれないか」と嘆願した時の声は、ちゃらけた感じでもなくそして現実から逃げたい気持ちが前面に出たナヨっとした声でもなく、心からの声だった。その誠意と意気込みが真っ直ぐに力強く伸びた「いくぞー!!!!」に込められていた。
(引っ張られた時コウイチちょっと滑ってたんだけど体重5g?)

 私がここまでコウイチ寄りではなくてヒロミツに言及してしまうのは、そして過去1番ラストコンティニューの「コウイチ、あなたには仲間がいた」というオーナーのセリフが響いたのは、紛れもなく歌穂オーナーの存在によるものなのです。

 生で見た記憶が全てビバさんオーナーに上書きされてしまったのでビバオーナーしか言えないのですけど、実はビバオーナーはオーナーでコウイチにひとつの押しつけをしていたような気がするんですね。誰もコウイチの苦悩を真に理解してはいない、コウイチの心配をするのとは別の思い、なにかしらの期待心・心酔が両立していた。

 けれども歌穂オーナーはただひたすらコウイチを想っていた、その優しさが伝わってきた。そう思わされたのは屋上でのシンクロシーンだったり、そっと後ろから抱え込む時に添えられる指の浮き具合だったり。そんな些細なことなのですけれども。でもそんな些細なことがミュージカルでは一つの解釈の引き金になる。

 歌穂オーナーの存在が「コウイチは本当は孤独ではなかったのに、無条件に想ってくれる人がいたのに、周りが見えなくなっていた」というコウイチの落ち度を補強していた。さらにオーナーが「あなたには仲間がいる」と声をかけるけれど、その《仲間》の中で1番揺らがないのはオーナー、あなただと思うんです。
歌穂さんのオーナーは時にカッコよく時にキュートで、コウイチを真っ直ぐ想う気持ちが前面に出ていてとても素敵だった。


私、ヒロミツならSHOCK世界を100回ループしたら、もしかしたら千穐楽の日には刀をすり替えないかもしれない世界を作ってくれるんじゃないかなと思っています。1幕終わった後も、2幕終わった後もそう思っている。

しかしヒロミツはカンパニーやコウイチのためを思ってあえて自分を抑えていた面があったので、いつか遠い未来でもこうなる運命だったかもしれない。でもヒロミツなら、ヒロミツならコウイチをあそこまでオンのプレッシャーに追い込むような状況を作らなかったと思うし、結果コウイチが「俺抜きでな」という言葉を吐かずに済んだ未来も作れるんじゃないかな。

ヒロミツならsmgoかよ…、と言った後に冷静に戻って刀をすり替えようとしてやっぱり思い直す、そんな未来が千穐楽には来ていいんじゃないか。そう思っています。

コウイチもヒロミツもまず最初にステージに対して同じ熱量の誠意を持っているところが非常にいいライバルだなあと。でも2人のスタンスの違い(ヒロミツはアングラ、コウイチはトラディショナル)から今回はコウイチが一部ヒロミツに我慢を強いるような形になってしまって。そこが悔しいところでもある。(コウイチの生存をいつでも願う人)
ヒロミツがコウイチを殺すのは運命なのか、それとも必然なのか。必然だったかもしれないけれどヒロミツならその必然を先延ばしに出来たと、そう考えてしまう。

とまあヒロミツさんの解釈が公演見て1日経った今固まってきたので書いたらそこそこの文量になってしまったのですけど
そもそも
博多座
・2年ぶりの本編

_人人人人人人人人_
> 2年ぶりの本編 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

冷静でいられるわけがなかった!!!!!!!!!な!!!!!!!
公演内容に対して一つ一つ書いてるともうすごい長さになるから後でにするとして、一つ言えるのは歌穂さんと光一さんの絡みはso cuteということと、↓です。見た時n回目の惚れ直しをした…………とってもかっこよかったし、多分めっちゃサイドからじゃないと見えないような画角でサッとやっていたのもスマートでとても良かった…

今年のコウイチ、より苦悩する人間ぽさと一幕序盤でのリーダーとしての柔らかさ、それと対比して楽屋裏での凄みのある狂気が強烈に良くて、やっぱり今年も私はコウイチ推しだな〜。

 

https://twitter.com/i/events/1574894264781185024?s=21&t=8r-kvwhowpvBnO0isdOGiA

2022年度現場ざっくり振り返り

2022年度、楽しい年でした。

 

めちゃくちゃ観劇した(個人比)しめちゃくちゃコンサートも行った(個人比)しめちゃくちゃお金が羽ばたいていった気がします(グッズで)

 

年度末で区切りいいので振り返ります

 

4

ENDRECHERI @舞浜アンフィシアター

2021の時のリバイバルのような2022舞浜公演。あの時よりもダンサーさんがいてブチ上がったし、私のいた公演からスタンディングokになったのでめちゃくちゃ暴れた。ファンクで暴れるなって方が無理なので仕方がないですよね?!私はそんなにparty purpleできなかったです。無難にしてごめん。

舞浜とケリーの相性はピカイチなので再来を願っているのだけれど、今ずっと使われちゃってるので悲しい。毎度言ってますが舞浜アンフィのケリーだと、裏社会秘密結社集会起こしてる気分になって頭の中でクイーンのwe will rock youが流れるので神。

 

 

Endless SHOCK 配信

ライバル役はショウリさん。舞浜の帰りに乗り継ぎ駅で最後だけ見ようとしたら、笑顔で手に百合を持ってなくて指差しで笑顔で笑うコウイチが映って、コウイチが召されてないことに泣いたし本編であることにも泣いた。ケリーの後でSHOCKを摂取したので情緒が死んだ

 

EndlessSHOCK eternal @帝国劇場

ライバル役ショウリさん。eternalの時系列ってなんだろうな……とか2階からみたSHOCK……とか色々考えながら見ていた。公演見るごとに感想書いてて、それを見て下さった方ありがとうございました。いつかまとめようと思ってもう1年経ちそう。勝利くんの進化を見守ってた。

 

5

EndlessSHOCK eternal @帝国劇場

ライバル役ショウリさん。5/7から光一さんが一部演出を変えて、いい演出なんだけれどもコウイチスキーの私は泣いた。そろそろSHOCKの季節になりますね、楽しみ。

 

6

ガイズ&ドールズ @帝国劇場

3枚持ってたチケットのうち2枚が飛んだ思い出が強すぎて胸が痛くなる。

それも衝撃的な舞台構成のせいで、初回観劇の際次の観劇でしっかり見よ〜と若干流してた部分があったため、これからは舞台は本当に一期一会なのだと、心して毎回見るよう言い聞かせるいい教訓になってしまいました

ハバナに行く時の演出とそこでなるウッドブロック(確か)がとても好きだった。あと浦井さんのアデレイト!アデレイト!連呼も。ちなみにこれで望海さんに惚れました。

 

7

ふぉ〜ゆ〜 meets 梅棒 only1 not No.1 @シアタークリエ

バチバチに楽しかった記憶。SHOCK除き割と音楽重視で観劇してきた私にとって既存曲のノンバーバルはとても刺激的でした。めちゃくちゃ面白かったし、手拍子したいがためにイヤリングを外してそっとしまったのは人生で初めてかもしれない。本当にとても楽しかった。あと登場人物全員ノンバーバルで成立するの普通にめちゃくちゃすごいことだと思う。

 

KinKi Kids 24451 〜君と僕の声〜 @京セラドーム

初日、フロートが見えない位置だったので、あの話の流れからのこのまま手をつないでで膝から崩れ落ちた記憶。そして「白い歯 舌見せて笑う」の記憶。夏に歌われたジェットコースターロマンスの記憶。この公演から続く夏のKinKi Kidsの記憶。本当に楽しい夏だった。あと薔薇と太陽がガチで暑かった。YouTube開設ありがとう。

日々進化していくAmazing Love虹を描くチャレンジには涙が止まりませんでした。光る稲穂だった大阪1日目、3本で渡された結果、腕に3つつけるひと、3本立てる人、繋げて輪っかにして頭から通す人など5万人の多様性が見られた2日目でした。あと終演後の

 

see you again

for the magic time

at this place in this winter!

 

で無敵になった。

 

8

KinKi Kids 24451 〜君と僕の声〜 @東京ドーム

YouTube撮影のとき、ドームという大きな場所で反響しまくる拍手の中、自分の腕を真っ赤にしながらも叩いて歌う剛くんの姿がずっとずっと忘れられないと思う。なんか、すごく、良かったんですよ………(語彙力)

 

ミスサイゴン @帝国劇場

屋比久キム、小野田クリス。昆キム、小野田クリス共に見る。

クズ男がいないミュージカルばかり見続けてきたのでクリスのクズ男っぷりに腹が立つようになる。歌声が小野田だから許されてるんだぞお前……

小さい頃に若かりし頃の小野田が好きだったので、初めて生小野田を見ることができて良かった。立派な恰幅になって………泣。そして井上芳雄が恋しくなりだす。命をあげよう、名曲すぎない?屋比久キム、昆キムともに好きだった。

 

ダディロングレッグズ @シアタークリエ

ジョンケアード!上白石萌音井上芳雄!期待値100満点!と思いながら意気込んでたら、開演2分前に入場してくるジョンケアード。そして私の通路挟んで斜め前に座るジョンケアード。ノートを広げるジョンケアード。舞台入ると必ず視界に入るジョンケアード。

神を目の前にしてどうやって集中しろと?!

これが俗にいうジョンケアード斜め前着席大事件です。(それもナイツテイルジャージを着ている)

1番年上のみなし児」で耳から聞こえる音はナイツテイルとそっくりなのに、光景も音程もナイツテイルとは全く違うことにワンワン泣いたりした。そして斜め前にナイツテイルジャージを着たジョンケアードがいた。号泣した。

神は細部に宿るという言葉をそのまま体現した舞台で、観ると心があったまるような素敵な舞台でした。みんなが宝物っていうのがわかる。絶対毎年見たいし、真綾さんの分も見たいので来年度 

は沢山上演してください。井上芳雄って最高(この後何回も出てくる台詞)

 

9

平安神宮奉納演奏 @平安神宮

なんと言ってもやっぱりrain of rainbow。あのアレンジはやばい。本当にやばい。誰があのミディアムテンポでやろうって言ったんですか、剛くんだよね。アレンジが施されて、みんなで踊ろうディスコソングが新世界想像曲になったのが改めてすごい。

あとやっぱり「太陽が遠い」じゃないですか?太陽、今は遠いのかな………。遠いと思ってるかもしれないけれど、私には結果的に太陽にもそして天王星にも近くなったように感じました。今までにないくらいシームレスな楽器ジャンル越境セッションも素敵だった。これで2022年度の穢れが落ちました。

 

Endless SHOCK @博多座

平安神宮そのままの足で、台風が迫る中博多へ。旅費を削減するためにこだまで行ったら所要時間5時間とかで爆笑した。

着いても着いても博多座の中に入っても本編ということが信じられず、幕が開いてデュルルルルルルルル!!!!のあの音楽が流れた瞬間、本編だーーー!!!!とガチ泣きすることになった。

everybody crap your hands平安神宮の名残でクラップしそうになって焦った。

カテコでナイツテイルの話をされててうんぎゃあとなりました(私はナイツテイルで博多座デビュー)

 

10

Endless SHOCK @博多座

人生で初めて千穐楽に入ることになった。博多座は音が響くので血飛沫の音が二階席でも聞こえます。面白いね。

ヒロミツさんがとても興味深いライバルだったので9月見た時にばばーっと感想書いてて。ヒロミツくんなら千穐楽にはコウイチにああしない未来が見えるのでは?と書いたのですが、無事ああしてました。あとカテコの今村くんがとってもとっても可愛かったし、9月期からとは演技を変えてきた原さんにガチ泣きさせられた。

原くんに関してはカテコのコメント的にSHOCKにはこれきりなのかな?と思ってたので2023 SHOCKに出てくれて死ぬほど嬉しいです。

あとホテルで初めて寝過ごした。

 

Ken Miyake NEWWW @有明ガーデンシアター

すごいストーリー性を感じる構成だった。グループの曲とソロ名義の曲が混ざったもので、とても見ていて新鮮………。どっかに感想書いてたので後で探します。

個人的に1番衝撃的だったのは、健くんが「じゃあMCやめて曲にそろそろ行きますね」って言った時に誰も抗議の声をあげていなかったこと。とんでもないカルチャーショックだった。

 

山下達郎のツアー @神奈川県民ホール

なにもいうまい……山下達郎って神だけれど本当に神だった。神だった。

歌が上手い、歌が上手い、山下達郎の声帯が欲しい。歌が上手い上に喋りも面白い。

ご本人のご意向的なもので、あんなに歌声も喋り声も写真も見てきてるのに、「山下達郎が動いている図」というのを初めて観ることにジワリティありました。

有志のファンの方から「クラッカーまだもらってないですよね?どうぞ!」と手渡されたのには、昔ながらの親衛隊的な空気を感じて色々とくるものがありました。客層が本当に老若男女を体現しててビビった。

 

アルキメデスの対戦 @シアタークリエ

記念すべき私のストプレデビューでした。

日本史最後にやったのが多分中学受験くらいの歴史弱者なのだけれど、艦◯れの影響で戦艦の名前には馴染みがあるので謎に解像度高かったのに笑った。

未だにミュージカル寄りの人間だけれども、話が面白いストプレってめちゃくちゃ楽しいな!

題材がみんな知ってる歴史モノだからこそ、その中間部をどう面白く描くかに重きを置いていた印象があった。

 

11

エリザベート @帝国劇場

花總さんエリザと古川トート回

こんなに有名な演目ながら初見プレイでした。

帝劇の1番後ろの列のセンブロで帝劇っておっきいな〜と大きさに浸っていたら、隣になんか誰か立ってるな途中入場で案内されてない人かなって思って見たところ、古川トートご本人で目ん玉ひん剥いた。めちゃくちゃ美人でした。

ウィーン版サントラで予習して行ったのだけれど、冒頭のバスクラの音が好きすぎてそこから一歩も進みませんでした() 古川トートさん、かっこいいんだけれどエリザに押し負けてるようなところもあり愛を渇望して人間ぽいところがある軽率にメロってしまうトートだった。

 

12

まじらぶすたーりっしゅつあーず

これを現場としてカウントしていいのか悩むけれど、4日連続で通ったので現場としてカウントします。このタイミングで暇になったのも何かの奇跡でしょう。本当に4日間連続同じシアターで見て、席ごとの音響を考えてました()

 

KinKi Kids the story of us @東京ドーム

KinKi Kidsめちゃくちゃかっこよ…………と終始思わせてくれた最高のライブだった。巨大モニターに映る2人の半身がめちゃくちゃかっこいいし、そのモニターにキスミスのシンメの振りが映るの 最強。

シンメランキングとか色々ありますけれどもやっぱりKinKiこそがシンメの究極形態だなとひしひしと思いましたね異論は認めます。(そもそも私はKinKiはシンメじゃない説派なので許して)

めちゃくちゃかっこよかったし選曲も良かったんですよ、メモファイルに書きかけの感想文があったので完成させたいですね。

あと、秋頃に一度止まったKinKi Kids YouTube original Liveの更新が、12/24の終演後に規制退場を待つ時間に「銀色 暗号」で動き出したのは普通に惚れた。

 

1

KinKi Kids the story of us @京セラドーム

晦日に紅白出てて、年越し後には東京ドームのカウコンに出てて、そして1/1には大阪にいる。観客はそりゃそうなんだけれどもKinKi Kids一体どうしてるんですか?大丈夫?ゆっくり体休めてほしい。

1/2はイヤモニトラブルがあり、本当にとても心臓に悪かったです。あれも一生忘れないと思う。この日はアリーナの前の方のガチど真ん中というヤバ席だったので、自然とずっと目で追ってしまいました。その後の堂島くんの「このままじゃ終われないですよねー?!」のアンコール掛け声には流石にfoooo!!!と口から音が出ちゃったな。全部全部楽しい思い出でした。

 

エリザベート @博多座

「とうとう堂本なしで遠征するようになったんですね」と言われたし私もそう思った衝撃の博多座遠征。花總エリザと芳雄トートでした。それもそのペアの楽でした。

花總さんがすごいのは当たり前なんですけれど、芳雄トートが凄くてな、、、凄くてな、、、後々語ろうとは思うんですが芳雄トートがすごかったんですよ。古川トートとは全く違うトートで、こんなにも強烈なキャラながら、演者によって全く違う人になるトートという役柄がすごいなあと思った。まあヒトじゃないしね。

芳雄トートが凄くて語ってたら電車を逃し、空港へとガチダッシュを決める羽目になりました✈️

終演後の一言「井上芳雄の指が欲しい」

 

2

〜虚無月間〜

 

3

ジェーン・エア @東京芸術劇場 プレイハウス

屋比久(マチ)→萌音(ソワ)→萌音の順で観劇。正直ここにもう一回プラスで屋比久回をプラスしたい。そうすると1週間で4回観るというナイツテイル期の私でもびっくり過密スケジュールになるので今悩んでます。

ジョン演出の萌音芳雄という正解の図式に今回放り込まれた屋比久さん。どうなるのかな?と思っていたら萌音/屋比久がジェーン/ヘレンの役代わりをWキャストでやってるからか、お互いに影響しあう部分があるなあと外枠までもが面白い作品でした。あとまたしてもお家柄はよろしいが性格に難ある男をやりがち芳雄……。

オール明けのWキャストマチソワは体力的にもそれ以上に頭の働き的に限界が過ぎたので、今後はしたくないなと思いました。

 

改めて書き連ねると結構今年度は観劇したなという印象、これも全部全部ナイツテイルのせいですね、ありがとう。

そして書き途中の感想が溜まっているというかもしかしたら感想を最後まで書き上げたのが遥か昔なんじゃないかなということに気づいてしまった。

4月のSHOCKが始まる前に、一度きっちり形にしておきたいなと思いました。反省しよう。

 

 

25年目1日目の音楽

2022-01-02

※ 当時のツイートほぼそのまま移植

※「25周年」に覚悟が決まった(?)翌日の出来事

 

 個人的にparty、オケコンを想起させるような作りだなと感じた。あれから4年、長いようで短いようで。大変なことが沢山あったけれど25周年の今年もその先もKinKiの2人は2人で歌を歌い続けるんだよ、と語っているようなコンサートだった。

 MCで剛くんの「あの時あんなことがあったなと思い返しながら聴いて頂いて」という言葉があったのもあり、1人で遠くから歌われたto heart、1人で歌ったもう君、anniversary、あの時生まれたtopaz loveと言われなくてもあの時期を思い出してしまいますが…!!という構成。特にオーケストラが出てきた後のtopaz loveでは、オケコンの時は繊細な美しいアレンジだったのが一転、勇気づけるような力強くもあるアレンジになっていて。その上剛くんの歌声があの頃とは違ってもうのびのびと響くものだから、剛くんの努力の積み重ねに泣くしかないじゃないですか。

 

 リベンジと言っちゃ失礼かもだけれどKinKiと東京ドームとオーケストラ、これをこんなにも晴れやかな気持ちで聴けることが嬉しくて嬉しくて……どんなことがあっても乗り越えてくる堂本剛という男、そして立ち続ける光一さんとKinKi Kidsが大好きでたまらん。ついて行くよこれからも。partyの時の光一さん独りのanniversary2番の「キミといるだけで」が悲痛な魂の叫びと訴えのようで心に刺さっていまだに抜けないんだけれど 、今回は2人でそしてオーケストラを従えて華やかに出てきて、もう本当に2人が一緒に立っている今に繋がって良かったと思って泣いた。

 

 雪白でKinKi色(薄いマゼンダと紫と白)のレーザーがドームを埋め尽くす光景を見れたのが良かったな。大サビでバーっと広がるのもまたよし。ドームを埋め尽くレーザーってそれだけでも見応えあるし、それがKinKi Kidsのコンサートだもん。20年も東京ドームを2人で埋める人たちのコンサート。もう君のオレンジも良かった。

 KinKiって他のグループと比較して「踊るぞ!」って曲がないからこそ、色んな曲にレーザーをあてがう傾向にあるんですよね。個人的にはダンサブルな曲でゴリゴリ高速にうごかされるレーザーも好きだけれど、ふわぁと広がるレーザーも好きで、でもそれってドーム規模の空間でしか実現できないことなので、KinKiは私に好きな光景を見せてくれる。

 愛のかたまりはピアノがサビ→数小節挿入→原曲に戻るだったんだけどこの時の後ろの映像が「白布が開いて銀色の教会が見える」だからちょっとびっくりした。「どんなに喧嘩をしても」の光一さんパートの刻みがすごくてその次の剛さんパートは緩やかに弾いていて、ピアノ一本だからこその緩急の良さと気迫がすごかった。

 光一さんが「愛のかたまりは色々なアレンジでやってきたけれどピアノ一本ってのはないよね。このパターンの愛のかたまりは一生聞けないんじゃないかなあ、もしかしたら」って言ってたんだけれど、この愛のかたまりは永久保存したい。原曲ともM.verとも違う、2人の声とピアノだけの今までにない力強い愛かたでめちゃくちゃ聞き応えがあった。この後のMC「みんな眠いでしょ?!大丈夫?けつ痛くない?」「1/fのゆらぎでほわーんと眠くなるでしょ、僕のラジオいますよ。寝ちゃうって言う人」「そうなの?私のラジオはお経なので……」ってすーーぐ2人喋り出す!!「こう見ると合作多いね」「みなさんももっとやってくれという思いだと思いますが、今年はお応えしますので」には PLAYFUL8/1昼に「曲の方ももっと作ってくれって思ってるでしょ、でも自分的にはもういいかな〜って」と言ってた光一さん思い出すな。どう言う気持ちであれ笑いながら言ってたの…!

 

 KinKi25年振り返り映像、遠くからなんか白い線迫ってくるなあ〜と思ってたらオシャンな1997で、その後の映像構成も良かったので(アニバyearにデザイナーさん付けてきた!ヨシ勝った!)と歓喜したりもして。 1997→2000→2005→2016→2020と順にジャケ写やライブの映像とかがモノクロで映る。この時会場本当にシン…として(多分)涙ぐむか感慨深く見てたのに、2020の文字の時に1番どデカく映ったのが「鏡餅と橙」であの瞬間だけウッwwwと皆さん笑いが堪えられなかったのが凄く面白かった。なんで「鏡餅と橙」を1番大きい画面に持ってきたん…………

 2016→2020の移り変わるときに1番大きく出てたのがウィアコンslave makerで背中合わせのギターの剛・歌う光一のソロの待ち合わせの瞬間で、やっぱりあれは転換期だったよねえと思った。あの時ジャニーさんがKinKiのステージで今までやってきたソロのこともやってみなさいと言ってくれたことは本当に感謝しかないなあと思う。あのタイミングを逃していたら2人のソロが戻って来れることはなかったのかもしれない。そうしたらTKのようなコンサートも見れなかったかもしれない。この時流れてたのが園田さんの弾くピアノの薄荷で、多分その尺では弾いてないんだけれど、「君だけが僕が選ぶ人 竜巻みたいな時代に生きても 君となら上手にやれるさ」が脳裏によぎって、もうなんか末長く2人で一緒に歌を歌ってて欲しいし死ぬ時はステージの上で二人同時に死んでほしい。

 

 光一さんが愛のかたまりはありがたいことに一人歩きして行ってくれた曲で、後輩とみんな歌ってくれるじゃない。昨日のフェスとかでも歌ってくれて、もしかしてこれはアンダルシア状態ってこと?!って言ってて、本当に同じこと昨日考えてたのでわかるwわかるwと笑ってた。お正月銀色暗号では「無駄な力が抜けてこっちの方が上手く歌えた」「渾身の寒風に〜が出ましたね」「サビのユニゾンがピタッとハマった」っていう2人、とても客観的で好きだし歌い方がお正月の方が好きだったので価値観合うことの幸せたるや。だから好きなんだろうね。

 

 Family前フリでの「みんな家族だよね〜!!」の光一さんめちゃくちゃ剛くんにわかって!わかって!の表情をしてて、ほんとう〜にあなたって人はことばがたらーん!と微笑ましかった 。前日のジャニフェスではジャニーズを束ねる人の風格ですごくいいこと言ってたのに笑

「すごく気持ち込めてたつもりなんだけれど……そんなに…こもって…見えなかったですか??」ってオドオドしながら笑いながら腰曲げて上目遣いで剛くんに問いかけるんだけれど「『家族ダヨネー!』ってそんなに気持ちこもってるか?」って笑 「この状況だからこそ繋がりって大事やん!そうやって歌詞が響いてくるよね」って最終的には真面目に話してたのまで含めてこの流れ好き

 

 話は銀色暗号に戻るんだけれど、正直いうと私は銀色暗号が合作の中で1番好き。そして愛のかたまりみたいにひとり歩きしなかったのはこの曲が難しいからだと思う。メロディも歌詞もどちらも。だって暗号だもの。 合作曲が有名になるのは嬉しいけれど、銀色暗号はこのままずっと2人だけの物ポジでいて欲しい。銀色 暗号は時間を切り取って永遠として固めた歌だと思っててそれは2人の歌い方も同じ。時代によって歌い方が変わるKinKiが好きなんだけれど、ことこの曲に関してはサビで2人が重なった瞬間の声はずっと変わらなくて、その声が好きなんだよなあ。作詞者・剛くんによる歌詞解説が聞けたのもよかった。2人だけの大切な瞬間を永遠としたくて大切に閉じ込める曲で、銀色暗号はどんなアレンジがかかってもその意図が揺らがないところが大好き。愛のかたまりを受けて作った、制作動機にファン愛なところもある曲でもあるので2人だけ(とファン)の大切な宝物だなと思ってる。

 

 良かったなあ…。to Heartのサビでユニゾンした時は尻から鳥肌たったし、2人で奈良健康ランドのcm歌うし、銀色 暗号にもういくつ寝るとお正月がミックスされるし、途中で出てきたどんちゃんに「話が長い!!30分押してるって言われたもん!」って怒られるし。ことあるごとに歌い出したり、じゃあこういうので歌ってみようよ。って音楽をしている2人が好きだし、だから2人が好きなんだ。年末のどのステージとも違う、のんびり2人がおしゃべりして、でも音楽はピアノと2人の歌声だけが聞こえてくる純正な空間だった。

 

 ピアノだけのAnniversary。2人だけの声とピアノがダイレクトに届いて暗闇の中歌詞を一つ一つ噛み締めていたら 「嘘ついて〜」からステージの上にはいないはずの弦の音が聞こえてきて。後ろのモニターが開き始めてサビの「君がいるだけで」と共にオケも照明も全開で震え上がった。

 2時間近く聞かせてきて(ドームでピアノ一本本当にやったしKinKiならこれで成立させられるんだな)って感動してたのに、最後の最後にオケというサプライズぶち込まれて嬉しくて嬉しくてたまらない。アニバのアウトロはやっぱり弦がいて欲しいとも思ってたし、曲の構成もKinKiの2人は分かってるんだなあ……ってこんなところも嬉しい。

 Topaz love、オケの華やかさと壮大さを全面に生かしたアレンジをしてて1番オケコンとの違いを感じた。ステージの階段につく照明もサビで虹色に輝いて輝き暴れてて落ちサビとか彩度がすごいの。こんなにも力強くてキラキラしてるtopaz loveをオケと一緒に聴けるなんてなあ…!!個人的感動したところなんですけど、トパラブ最後つよしくんの「あ、な、た」が乱れちゃって"いたいよ"がズレちゃったんだけれど、2人で「いたいよ」を伸ばすことによってぬりかえてくの、本当この2人は2人にしか分からない所で通じ合ってお互い支えてんだな…って思ってなんかもう誇らしいね(?)いやあ幻聴かもしれない、けれど「いた「いた」いよー」みたいになってて、光一さんが「た」で待ってたんだよな、剛くんのことを

 硝子、めっちゃカッコよかった。あんなに勇ましい硝子あった?というかKinKiにしては珍しくオケを重厚で緊迫感を出すためではなくて壮大、勇気づけるような様にハッピーに使ってたのが印象的。そして何よりも「stay with me」のぐりーんぐりーんぐりーんの照明!!あまりにも率直すぎて笑いそうなほど。あんなにもstay with meを強調した硝子あった?と思うくらいの硝子っぷり。でも今思うとそのあとの Be with youに繋がるからだろうなあ

「雲が切れて僕を照らし出す 君だけを愛していた」で始まる25周年と思うと激アツで本当に歌詞の良さが染みる…硝子の2番で、光一さん「蒼い日々がきらり stay with me」って大サビいこうとしちゃって笑 途中で「けーる」で合流してたけれども笑

 

どんな時も 傍にいてくれてありがとう

これからも僕らと新しい時代を 一緒に描いていきましょう

愛してる Be with you

堂本剛 堂本光一

 

光一さんが「25周年、そしてその先も我々に着いてきてください」と言ってて、嬉しかった。

 

私がKinKiを好きな理由はいくつかあるけれども、その中で一番揺らがない部分として2人とも「観客にファンと同じ空間を共にして音楽を聞かせる場所が大事」という部分を共有しているところにある。一度消えかけた(らしい)今回のコンサート、大掛かりなことはできませんと前置きはあったものの、納得させる凄みがあったし普段と違う分自由があったし、改めて音楽に新しく耳を傾けることになった。そういう理由もあって、25周年の今年もその先もKinKiの2人は2人で歌を歌い続けるんだよ、と語っているようなコンサートだったなと思う。KinKi Kids Forever

11月になって変わりすぎやろ世界

総括と銘打っておきながらつらつらと書いていくのは詐欺スタイルなのでは?!色々とめんどくてお気持ち整理文に逃げています。多分3年後とかの自分のいい参照元になるはず。

 

 本日の総括としては、事務所は人員不足している中で「ジャニーズ純度100%の舞台やコンサートの演出仕事には自社タレントを起用する」プライドだけは保とうとするの止めてくれやすってことだと思っちゃうな。ジャニーの信条は自身に演出かける事であってそこで他タレントを頼るのは違うと思うんだ。

 もちろんジャニーが表現したかったことを色濃く受け継いでいるのがタレントだから……っていうのも分かるんだけれど。タレントにはその人が表舞台にいて欲しいと望むたくさんのファンがいるわけでさ。絶対に替えの効かない存在だからさ〜

 

というのはTwitterに書いた文章だけれど本当にこれがガチ本心。

 光一さんがドリボを抱えていなければ、正確にいうとキャストも大幅には変わってない今年のドリボも担当してなかったら頭を悩ませることにもならなかったんじゃないか。

 

 先のことは分からないけれど、ジャニワも今後ドリボみたいに毎年毎年の案件になるんだろうか。それはちょっと大分困っちゃうな。

 今年は思った以上に光一さん自身がドリボに関与出来なかったようだし(そりゃそう)今の時点で相当キツイと思うのになあ。ここでまたジャニーズ舞台演出仕事、それもKinKiの仕事がある冬にさしかかる時期に被る時期の仕事ときたらもう目がまわるくらい忙しそうだなあと素人ながらに思う。その点とりあえず(表記上でも)3人体制で良かったなあという感じ。とやかく言われる先も1人に一点集中しないし!wwww

 

 しかし本当にジャニーズはそろそろ「ジャニーズ純度100%の舞台やコンサートの演出仕事には自社タレントを起用する」プライドを捨てて欲しいと思っている。(光一さんがこんなに毎回の舞台に引っ張られる理由の一つにこれがあると私は思っている。)

 事務所がこのプライドを崩さない限り、光一さんの裏方としての仕事は減りはせず増える可能性すらあるというところが若干見えてしまったのが今回波紋を呼ぶ原因だとも思う。なんだったら光一さんの演出仕事で1番先に消えるのがSHOCKになるかもしれない、嫌だね。本当に嫌だね。

 コンサートは各グループに経験者が最低1人はいるけれど、いわゆる「ジャニーズ舞台」を演出まで長年やってたのは光一さんとタッキーだけで、タッキーがいなくなってしまった今本当に光一さんしかいなんいだな。舞台演出ができる後継者がいないという厳しさ。

 それもこれが光一さんがタッキーみたいに裏方に専念する立場だったらまだ成立するのかもしれないけれど。実際タッキーは(他の業務のこともあり)表から退くという形をとったけど。光一さんはあの年代にして「まだグループが存続し」「ソロの仕事も2種充実していて」「元気なファンがわんさかいる」状態なのでね。これで裏方が多くなったらファンが黙ってないだろうよ(黙れないよねえ)

元気なファンというのは表舞台で輝く様を熱望するファンのことを指します、まあ普通ファンってそうだよね?!

 

 あとタレントが別グループに関わる役職モノに付くのがちょっぴり苦手だったりする。タレントってファン付いてるから。その人でしか満たされない何かを期待して金や時間をかけてる人間がいるから!!タレントが表舞台でする行為には誰1人として替えが効かねえの事務所分かってる?! 

 

あと光一さんの演出業については、堂本光一が仕事として関わってるのにそれを光一ファンが見れない(KinKiFCで申し込みできない)って何事??事務所私たちのこと舐めてる????光一さんをタダ働きさせとらんか????(これは別件の怒り)

 

まあとりあえずジャニーズ事務所は帝劇でやるジャニーズ作品の3/4が光一さん演出になることの負担のデカさを自覚して下さい 光一さんは健康でいて下さい 頼まれたら断らずに請け負うタイプだとは思うけど〜〜!!!堂本健康絶対長寿!!以上〜〜〜〜〜〜!また明日とか文章増えてるかもね!

 

 

今日鎌倉散歩してたんですが、楽しかったです

 

 

堂本剛平安神宮奉納演奏二〇二二

 

 3日目しか行けなかったけれど事前情報全部ブチ切りしていきました!!!ヨシ!!なので1日目と2日目どっちも雨が降ったことを昼間に平安神宮見た時に初めて知るという………。あーテント張ってる……雨降ったんだあ。

 

今回のテーマは『ネガティブとポジティブ』と。

 誰もが分かっていながら目を背けていたことかもしれない、こんなにコロナの世の中が長く続いてしまうということは。このような世の中だからポジティブにいたいけれどネガティブにならざるを得ない瞬間もあるだろうと。

 ネガティブやポジティブに、対極の二つのものに振り回されるのはすごく大変なことで。だからこそ片方に割り切ることはすごく楽だけれど、だからこのこの世の中をそうは生きないで欲しい。今に立つのが難しいと思うけど現地点を生きて、未来に行く今を生きるのだと言っていた、気がする。

 思えば剛くんはコロナで全てがショーストップした後の最初の現場だった小喜利(2021.06.09)で

このコロナという時代は二刀流の時代で。両極端なものを振りかざしていれば前に進める時代なので。その二つを後で一つにまとめればいい。

でも忘れないで欲しいのはコロナの後に変わらないでほしい。"自分"で生きてほしい。

と話していて、今はそれよりも一歩進んだ状態、両極端の二つの間に立って未来を見据える時代だと言いたいのだろうなあと思う。

 

 今回のセトリのテーマとして「愛」もあるのだと言っていた。

「愛ひとつとっても故郷に対するもの、一個人に対するものや世界に対するものと大きさがそれぞれあって。その愛の緩急をイメージしてセットリストを作りました」と最後に剛くんが話していた。

 

拍手の中歩いて登場、街

 一曲目はバラードだけれど、そのようなことを差し引いても一番最初なことにびっくりした。基本大事なところというか、歌うのに一度インターバルをおいて覚悟を決める時間が必要というか。

 ラスサビ前にブレイク。このブレイクの時に鈴虫の鳴き声が聞こえてきてとってもよかったし、ブレイク明けの入りの息遣いが聞こえてきて、剛くんも息してるんだなあって思う。これはThe First Takeの「街」と対照的なところでもあるのだけれど、全編通して柔らかい声というか第三者のような少し距離をおいたような声色だったのでスンッと体に馴染んだ。このような発声になった理由がセトリを組む上でこの曲のになった役割が故郷への「愛」だった、それだけだったと思うと納得がいくところがある。

 果たしてそのほかにこの曲が選ばれる理由があったのかな。真実は闇の中だけれど今回は「故郷を遠くから見つめる自分」の歌のように感じた。

 

LOVE VS. LOVE

 堂本剛が2人いた。流石に堂本剛でも分裂はできなかったみたい。平安さんは設置と土地柄の都合上レーザーが空を覆うように頭上に展開するのもあってこの曲を歌われたときの平安神宮は海の底にあった。太極殿も青く染まっていた。原曲に加えてブラスの生音が聞こえてきて後半に向けてめちゃくちゃブチ上がるの最高。ENDRECHERIの新時代の名詞ともなり得るテーマ曲であるこの曲を歌ってる姿はどうしても見たかった、というか見ないでいるこの先の未来が見えないレベルだったので叶って良かった。

 

 

Everybody say love

 イントロでギターがウィーンってかき鳴らしてる時のパーカスのリズムがめっちゃくちゃ好きなんですけど同志いません???キメの時に左手が高く上げられて音を掬い上げていくのが好きだーーー!!

 Everybody say loveって剛くんが言いそうなことなのに、2020年になるまでこの曲が生まれていなかったことの方が不思議に思えてきた。去年の平安さんのミドルテンポアレンジも好きだったけど、原曲に近いけどよりポップな今回のアレンジも良かったし。Bメロに入ってからの「もっしも」の前のンタタタからのこの白丸のメロディの裏で鳴るリズムが心地いいし絶対踊りたくなっちゃう。すんごい曲だなあと思う。

 

Rain of rainbow

 超好き、ほんと好き、大好き、ほんと大好き。スローテンポでサビ入りしてからルバートなピアノソロ挟んで音数絞ったAメロと歌い上げるサビ!!!!!!!あーーーすごい、アレンジ力が本当すごい!!

 もともと原曲がディスコなテンポキープ・バッキングも統一された中でみんなでこれに乗っていこう!という参加を促す変化を肯定する応援歌で、そういうところも大好きでたくさん聞いていたのだけれど。平安神宮のRain of rainbowは奉納演奏というTPOに沿って「堂本剛からのメッセージ」の曲に生まれ変わってたのがすごかった。言葉数が多いところはストップandストップ、キメ打ちをするのにサビは「Rain of rainbow(ファ♯~ソ♯~ラ~)」って白丸のバッキングが入るアレンジにそれを感じる。というか多分このバッキングフレーズがあるからEverybody say loveとよりスムーズに繋がるのかもしれない。

 原曲はすごく「みんなの歌」という広く裾野がある歌なのが、アレンジが違うだけで主題を提示する曲。「ここはこういう世界だから」という曲になるとは思わなかった。良かった、剛くんが怪しい宗教の教祖とかじゃなくてアイドルやってくれてて。この曲をこのアレンジで歌われたら、私だったら入信してしまう。

 「煌めいた世界、愛が舞う世界、奇跡で溢れる世界」の部分が銀色暗号の「堕ちてく…」みたいに消えそうなニュアンス、かつ語り部のパートになっていたのも平安神宮の上に広がる闇夜に吸い込まれそうで良かった。

 レーザーツイスターくんが本気を出し始めたのもこの辺り。

 

ピアノ~太陽が遠い

 Beliveを挟まないでこのフレーズを弾くんだ……。と驚いていたら「太陽が遠い」と歌われれたものだから、、、

 なんだかんだでbeliveの中盤に差し込まれたり、平安さんの開演前に流れていたあのフレーズが、太陽が遠いがモチーフのものだろうなあって思ってたんだけれど確証がなくて。だから「太陽が遠い」とド頭で歌われて、ああ、いつもこの曲は共にあって、あれからずっと披露されていたんだなあと思った。2年越しの答え合わせ。プロジェクションマッピングは四季をイメージしているらしい。

 

TUKUFUNK~愛 get 暴動 世界!!!~AGE DRUNKER

→FUNK TRON

→I’ gonna show U how 2 FUNK

→HYBIRD FUNK+NARALIEN

→I’ gonna show U how 2 FUNK

 炎が舞ったらTUKUFUNKが始まるの、あー平安神宮!!というイメージなのでテンション上がっちゃう。HYBIRD FUNK行くかな?とおもったらスティーブさんが金物を叩いてたからめずらし!と思って。そしたら愛 get 暴動 世界!!!

 テンポがTUKUFUNKのままなので2020平安のたたみかけるような勢いついたものとは違って、その勢いが重さに返還された感じ。というかほんと剛くんはこのリズム隊は最初の曲を回しながら上に別の曲を載せるのが上手い。そのままAGE DRUNKERへは平安2020を思い出させるような間髪入れずな繋ぎで、だ・め・な・の・よでリズム隊も全員でFUNK TRONに移行するのはもう来るぞ!来るぞ!って身構えちゃうね。ここからCrystal lightを待機してしまうのがオタクの性だけどまさかのここからI’ gonna show U how 2 FUNK、からのHYBIRD FUNKのラップ部分+NARALIENのラップ部分でI’ gonna show U how 2 FUNKに帰ってくるっていう構成(多分)(終わりがオチていた気がするから)。すげ~~~~!!!!

 剛くんが見るからにこのセクション内でのテンションのトップを一回目のI’ gonna show U how 2 FUNKに持っていって、そのまま勢いを保持してギターを片手で持ちながら微動だにせずHYBIRD FUNK+NARALIENのラップをマイクに送っていたのが、なんかこう、早すぎて残像が静止しているみたいですごかった。さすがタイム感の男。堂本剛

 HYBIRD FUNK+NARALIENは最近一緒になりがち、去年なんて1フレーズに混ぜられていた。どっちのラップも聞きたいのでありがたい。

 

 この曲、思った以上に剛くんにとってキーになる曲になっているんじゃないだろうか。もちろんアガりやすい、ギターがとても格好いい、キメがあってかっこいい、という曲構成の面もあるけれど、それこそ「怒りを忘れない」ために楔になる曲に今後なりえるかもしれないし、また世の中が変わったら歌われなくなるかもしれない。

 去年は(今年の舞浜アンフィも?)勃といえば赤い照明。それも去年の平安版はオケヒットが原曲よりもマシマシで抑圧された怒りというものを感じたのだけれど、今年は青と白の照明(横に撫でるこんな世界で~の世界で~と同タイミングの照明は緑のレーザーだったけど)でオケヒットも控えめで、一年という時の経過を感じたな。こうして人や楽曲の変化をリアルタイムで追える幸せというのものは何にも代えがたく幸せなことでもある。

 

1111111

 いやあ……すごかった。Fuooouッ!!!!もFooooo!!もすごかったし、生で聞く前にドラムの連打してる部分のフレーズ覚えとこって思ったのを歌い終わった後に思い出した。

 照明もすごかったし(レーザーツイスターくん)、盛り上がって最後に行くほど堂本剛の体から音が我慢できずに溢れ出て、肋にも関節あるんじゃないかってほど体のあちこちが1こ目の16分、2こ目の16分、3こ目の16分……って全部をそれぞれカウントしてるのがやばかった。剛くんは多節。

 最後のアウトロで大極殿の方を振り向いた時とかも体がすごい動きをしていて、なんかもう見ていてとても気持ちがいい。

 

 剛くんはライブで自分が動くことでリズムを可視化させている人というか、それはショーアップされているものではなくて剛くんが歌うにあたって出ているもの、流れている曲も剛くんとGakushiくんが生み出したリズムだし、今見えるものでもあるし前から決められていたものでもあるし、なんて言えばいいんだろうね。創造主の言うことは絶対というか、まあその曲の創造主の意図、正解がそこで見える感じ。それがものすごく快感。それをこの平安神宮でもまた思い知らされた。

 剛くんがめちゃくちゃすごいことになってる後ろでハート作ってるレーザーツイスターくん、かわゆかったよ。

 

新曲

 メロディはすごくポップスっぽいのにリズムは全然ポップスじゃないの、さすがケリーのバンドというところを感じ取って好き。まじで私は歌詞が聞き取れない病というか英語のリスニングもそうだったけど頭に一文入れると前の一文が抜けてくので歌詞についてはわからない。ただ近年「愛」を連呼していた、それも普遍的な愛を連呼していた剛くんが「恋人」と恋の歌を作ってきたことに関しては普通に作家だなあと思いましたね。太陽が遠いの時もだけれどピアノバラードの瞬間ってオーカーの照明が灯るようで、スモークと一緒に京都の闇夜に光が溶けていくようで好きです。

 

 

セッション

 あの~~Gakushiくんと十川さんのところ、クラシックになったりジャズになったり、なんか、なんか本当すごかった。ブラスもほんと…………私今年ルイスさんのラッパ聞けてなかったのでここで聞けて嬉しいです。サックスの音色がすごくまろいなあと思ったらかわ島さんじゃなかった。ベースソロからの+ブラス、そこからのドラムレス。セクションワークが凄まじくてプロってすごいな…………って連呼してた。

 2020平安神宮は音楽における世界旅行というか、日本、中国、サンバ、ラテン等々をセクションという場所で区切って表現していたような記憶があるけれど。今回のセッションはそれよりも音楽の各ジャンルをあえてそこまで差分なく、セクションを跨ぎながら緩やかに音楽ジャンルを移行する感じで(リズムパターンや楽典に詳しい人なら明確に分かりそうだけれど)バカうまかったな。音が全体的に固かったけど、ブラスはめちゃくちゃ柔らかで音に埋もれて死にたかった。テナーの上にひゅっとトップ張ってくるルイスさんがイケメンすぎるんよ。KinKiの冬コンもルイスさん出てくれないかな………

 ギター2人になるところのサイドギターのリフ(ヨナ抜きらしい)がガチ好みだったのでちょっともう一回聞かせてほしい。言われてみればヨナ抜きだったかもしれない。直前から笙みたいな音入ってたし。リフターのってウニーンってひとり登ってリズム割ってく剛くん、最高にずるかった()

 平安神宮という特殊な場所でこんなにコンセプチュアルなセッション聞かせてもらえるの、本当贅沢でしかない。入ってて良かったKinKi Kids FC。

 

 

24451〜君と僕の声〜

感情の保存的な、各日ごとの簡易的な感想

 


7/16 ひたすらに嬉しくて嬉しくてたまらなかった1日目

ドーム入って、うわーちゃんとセットあるし(当たり前)ちゃんと赤青の照明でKinKiだし(当たり前)
だけど当たり前のこのKinKiのためだけに作られた空間がどれだけ多くの人・時間をかけられて作られているのか
それこそ毎年KinKiが頑張ってくれるから出来る場所なんだなということを、この前の冬のドームを経て改めて強く思う。

 

キスミスでガンガンレーザーが飛んでたのを見て、19年以前のKinKiのコンサートが帰ってきたな!と思って一瞬気持ちがコロナ前に飛んでしまったな

 

「25周年イベント」だから10周年の時みたいにドラマとかサブコンテンツまで含めてコメントをしていく形式かなとも思っていたのだけれど、蓋を開けてみれば全然で。セトリには25周年を振り返るというものが全面に出ていたけれど、逆にそれは振り返り要素が曲くらいにしかないということで。今までに何度もアレンジしてきた曲たちをあえて原曲ママで披露しているのもそういう意図があってだと思う。

良い意味で周年イベント感がないというか、振り返るイベントではなくて25年目の夏に今、会っているというリアルタイムを大事にする2人のままがあったような気がして感動した。

 

2人のトークも凄くしょーもないことをずっと言ってて、初日1発目のトークが剛くんしか知り得ない男闘組の話だったり、白い歯舌見せて笑う、暑い暑い言う、ズボン破けた?って見せる、とか。
凄く自由奔放なのがKinKiって感じ。
「白い歯舌見せて笑うのところ、笑っちゃうアカンからな?」ってその時、その空間だけの空気が作られていくのもなんか物凄くコロナ前の2人のコンサートを見ている感触だった。

 

2人の言葉の端々にも、25周年だから…みたいなのではなくて、なんか、なんとなくだけれどこれからにワクワクしている、そんな空気が伝わってきて無性に心が躍った。

 

「今回、どうすれば皆さんの近くに行って伝えられるか、それを考えてフロートを使ってみることにしました」って言ってくれたのも、嬉しいものがあった。
退化とかでは決してないんだけれど、25年目にしてまた前進して試行錯誤を重ねてファンのために模索する様子に、やっぱり凄く誠実な2人だなと。

だってまさか、フロートに乗るなんて思わなかったから……。

 

FRIENDSの最初でハイタッチ(初日ハイタッチだった気がするんだけどどうだろう)するのとか、フロートとか、そういう手段をとっているの。
KinKiのことを、そしてKinKiのファンを大切に思っているんだなあと。ここで改めてそう言う表現を凄くわかりやすくやってくれたことから感じ取れて嬉しい。最後のKも同じ。

 

フロートに乗ってる時に「こうやって25年やってても未だに手を振ってくれるのはすごいこと」って言ったり「手を振ってみて?」って言ったり。2人がコンサートというmagic timeな時間のことを凄く大切に愛おしく思っているのを感じて、愛されているなあと共に、こんなに愛をくれる人たちのファンでいて幸せだな!!と
感極まった1日目、初日だった。

 

7/17 大阪二日目


「25周年少しずつ少しずつ何をやっているのかお知らせできていると思いますが、これはここで初めて言うかな。KinKi KidsYouTubeチャンネルが開設されます!」って言う2人がやっと言えた!な表情をしていて。剛くんが「ようやく…何度言ったことか…」とも言葉を漏らしていて。昨日の2人から感じた隠しきれないほどの「これから」への期待、ワクワク感の正体はこれだったのかーー!
若いグループならともかくKinKi Kidsが?それもグループごとになるとやけに保守的になるKinKi Kidsが?!
まさかの発表すぎて、周年ってこともあるけれどその前からコロナになって直接会える場というものが揺らいでしまってから2人がしたかったことの一つが、こうして叶えられたことがひたすらに嬉しくて、それを叶えてくれて感謝しかなかった。

YouTube開設だけでも嬉しいのに生配信までしてくれて、同じ時間を過ごそうとしてくれている。同じ時を生きて、その奇跡の一つ一つが作っている今という時をすごく愛してくれているなあ。

 

その後最後のAmazing Loveですごくのけぞって「our love!」「la la la love!」と歌う2人が、ドームという広い空間の隅から隅まできてくれた人全員に歌を、思いを届けようとしてくれているなあと凄くわかって。素敵な人たちだなあ。

 

tomoshb1.hatenablog.jp

 

 

ロッコ乗ってる時
最初剛くんが見えて、なんか剛くんはふわ〜っと空気をかき回すように手を振って歌って笑っていて、幸せを振りまく妖精みたいだった。手を振るだけでふわぁ〜っと体温が上昇していく感じ。手を振るだけなのにその動作によって気持ちがあげられていく感じ。剛くんもペンライトの海の中を漂って人のつながりを心地よく感じていたのかな。


光一さんは対して凄くこっちを真顔で真っ直ぐと見つめてきて、凄く目が責任を持って面倒見ている、守る、みたいな目でヒェッってなっちゃった。あなたにこの歌を届けています、という感じで。マナーを守ろうという話は基本全部光一さんがしていたので、それもあったのかな。前で心地よくふわ〜っと手を振っている剛くんを含めてなんというか、安全責任者みたいな感じだった。騎士かな?何かを守るために戦う時の光一さんは一際美しい。


ふわっとニコッとしてる人と真顔でカチッとしている人が一緒にトロッコ乗ってくるの、でもそれでちゃんとKinKi Kidsって成立するのでなんとも不思議な2人だなあ。

 

やめるやめないの話で「未来」(たびたびインタビューで見かけるかもしれないやつ)を語るのではなくて、25年だろうがなんだろうがこの先にまた面白いことができるという期待感を2人が持っているということ、それがはちきれんばかりに溢れているのが嬉しかった!!いい意味で年数関係ないってこと。

 

 

8/6 東京初日


不思議とKinKiとお別れという感じはしなくて(YouTubeの全抱きのエンディング感にはやられていたけれど)

光一さんの口からハッキリと「また冬に、皆さんここでお会いしましょう!」と言っていたのも
剛くんが「皆さんがこうやって(マナーを守って)過ごしてくれると、光一くんも言った通り冬に会いましょうと言えるし、それに向かって僕たちも過ごせるんだと思います」と言っていたのも、みんなで冬に向かって行ってるんだなと未来が楽しみで仕方がない。

 

Anniversary前のトークで、ちょっと纏まりきらない感じで20周年のことを語り出したの。大阪の時は触れてなかっただけに今こうして口に出せること、まさか出すとはと思ったのもあって、その後聞こえたAnniversaryが凄く優しい響きで、この音を奏でられる今日にたどり着けて良かった。

 

この日は無性に全て終わった後のKinKi Kids 25th anniversary の文字にグッときた。というのもこの日が1番25周年感がなくて、この人たちこんななのに25年目なんだあ(25年目とは思えないほどの互いに新鮮味を持っていたトーク)(25年ないし30年とは思えないほどの深い絆)と相反する気持ちが渦巻いて、2、3周回ってちょっとクスッときちゃったな。25周年おめでとう。

 

8/7 25周年の締めくくりの日

昨日はちょっとまとまってない感じで喋り出した20周年のことをこの日は整理がついた感じではっきりと文脈立てて話しはじめて、加えて「剛くんは辛いことがたくさんあったけど」とずっと(本人の気持ちは本人にしか分からないから)と代弁することを避けていた光一さんがそこまで踏み込んだ発言をしたことに驚いたとともに、そこまで明確に話せるように一つ昨日から今日の間で整理がついたのかな。1日目と2日目の触れ方はまたちょっと違ったから…。

大阪で全く触れなくて、東京の1日目でようやく触れられたのは、7/21を無事に2人で乗り越え、8/7という日を2人で共にAnniversaryを歌えるところまできたからなんじゃないかなと思う。

 

この日は2人が開演前にメディア取材を受けていたのもあって、これからは?って聞かれたけど今までが偶然の連続だし、先のことはわからない。目の前にあることを形にできればと思ってやってきているという剛くんに、瞬間瞬間の連続だよねって深く同意する光一さんを見て、うん、KinKiらしいなと思った。

 

heyみんな元気かいの収録がすごく記憶に残ってる。
クラップする事は大丈夫なのかな?と表立って心配しまくってたわけじゃないんだけど、剛くん自身が楽しそうに煽るし、反響すごいなあと思ったら今度は「ずれるのしゃーない!ドーム広いし、もっと!」って背中を押してくる光一さんに心動かされてバーーッ!とクラップが大きくなって。

その大音量の中剛くんが笑顔で体を弾ませながら歌っていて、それがすっごく良かった。クラップが渦巻いてどんどん楽器が増えていく中で、音に乗って楽しそうに体全体から音を響かせる剛くんは、音楽を楽しんでいる笑顔そのもので。あの笑顔を見てこっちまで凄く幸せで嬉しくなった。笑ってて「良かった」って思った。だってクラップしすぎて白い二の腕が真っ赤っかになっちゃってたんだもん、剛くんがこの場を全力で楽しめている姿を見て腰が抜けちゃった。

ドームで、いつものバンド編成で、フロートまで、ヘッドホンではなくイヤモニで。全部が初めての体験だったのに全公演を、それを微塵とも感じさせなかったし、それを可能にした絶え間なく続く剛くんの努力に感謝だし、かっこいいし。5年、5年かあ。まさか5年後にこんな景色が見れるようになるとは思わなかった。もう5年経ったのかとも思ったし、これが5年という年月か、とも思った。

 

2人とも何度も、曲というのはその時の時代を思い出すし、時代を超えて今の気持ちに寄り添ってくれると話していて、2人、特に剛くんはAmazing Loveの中にコロナ禍という会いたくても会えない時代の困難さを入れ込んでいて。

だからこの2022年に発売された、それもコロナの第7派真っ只中で行われたコンサートを成立することができたという象徴にAmazing Loveはなるし

Magic Time goodbye & again、ここからはじまるよ、の文字通り、またコンサートで会う時間があっていつか元通りになった時に、困難な時代もあったけれどまたこれを歌って再会を約束しましょうと、今回みたくターニングポイントになった曲だと、そういってAmazing Loveを歌ってMagic Time  againを約束する未来がすごく見えた。

 

KinKiはあの年代のジャニーズにしては珍しく、アルバムを出さなくてもコンサートをやる。コンサートだけは絶対になくしてはいけない空間という、ファンと直接対面する場所をすごく大切にしている2人だと思っていて。それはある意味では寂しがりなのかもしれないし、でもそうやって直接ファンと顔を突き合わせる空間、時間を愛おしく思っている2人で。そんな2人だからこそ、Amazing Loveのあの歌詞が生まれたのだと思うし、Amazing Loveのあの歌詞を書く2人だから、私は好きなんだなあと改めて思う。

大きな愛をずっとずっと受けっとているなあ……また今年は冬にも会えるし、頑張ろう、という気持ちになる。また冬に会いたいな!