今日は帰宅してからチーズケーキを食べようと思っていました。
気分転換に紅茶ではなく日本茶を淹れて
さあ食べようと意気込んで冷蔵庫をあけ、チーズケーキの箱を探しました。
おや?、おかしいな? チーズケーキの箱がなかったのです。
疑問に思い、母に尋ねました。
「チーズケーキ知ってる?」
そうすると母は答えました。
「箱が邪魔だったから食べちゃった」
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泣きました。
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嘘です。母はこう答えました。
「箱が邪魔だったから中身だけ出しておいたよ」と
実際に冷蔵庫の中にはチーズケーキがふたつ並んでいました。
「今日はこれを楽しみに家に帰ってきたんだ」
と意気揚々と封をあけスプーンを一口差し込みました。
ですがその時気づいたのです。
チーズケーキの端が黒いことに
レーズンかな?と思いましたが、よく食べるので知っています。ここはプレーンしかないはずです。
これはおかしいと思って、賞味期限を見ました。
2022.3.29
普通でした。
安心して、とりあえずこれは残念だけれど捨てて、もう一つを食べに向かいました。
ちゃんと見ました。冷蔵庫の中でひとり残されていたチーズケーキはとてもクリーミーな黄色でした。
なんかモサモサしているなあ。と思うほど熟成されていました。
さっきと同じように封をあけスプーンを一口差し込みました。
鼻に近づけて行きました。
前同じものを食べた時よりも些か香りが濃厚で、これは美味しそう!と期待を胸に膨らませ口に運びました。
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舌に乗ったのは濃厚なクリームの味でもなく、まろやかな舌触りでもなく
酸味でした。
いや、正しく書くとクリームメロンソーダみたいな感じ?いやらしいほど熟成されたクリームの香りに、辛いと勘違いするほどの炭酸のようなシュワシュワ感が舌の上に乗って泣いた。匂いは加齢臭を誤魔化すおじさんの香水のような臭さだし、味蕾の上で発泡剤が跳ねてるよ!!!という感じ。
うわ〜〜〜〜〜んチーズケーキ食べたかったよ………………………………………
あと体に入れてはいけない!と生理的な防衛策がちゃんと構築されてることに感謝と感激した。これは人体のみならず他の動物もそうだけれど、生体のネットワークって凄いと思う。
賞味期限には気をつけようと思いました。
どうやら賞味期限は冷凍期限だった様子。でも同じチーズケーキ4日前くらいには食べてそれは平気だったんだけどなあ………
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